お仕事整形外科医です。
三菱サラリーマンこと穂高 唯希さんが、この度著書をご発表されました。
この方は30歳までにFIRE(Financial Independence, Retire Early)をすると宣言され、実際に達成された猛者です。
ブログも書かれているのですが、そのなかで節約(ご本人は、「節約」は)ケチ臭い言い方なので、「支出の最適化」という表現をされています)についても書かれていますので、ご紹介します。
本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法
でました!三菱サラリーマンの本!!!!
この方の特徴は、配当金で生活するための資産の積み上げもさることながら、節約手法と語彙力の多さにあります。
支出の最適化
この記事は、三菱サラリーマンのこちらの記事を参考にしています。
節約方法、おすすめ14選
①ペットボトル飲料を買わず、水筒持参
②たばこを買うなら、たばこ株を買え
③飲み物は白湯でOK
④彼女や彼氏とのデートは、公園で手作り弁当ピクニック
⑤書籍は図書館利用(新刊は予約)
⑥会社の飲み会は必要最低限
⑦株主優待を徹底活用すべし
⑧散髪はセルフカットか、1000円カット
⑨携帯は格安SIM
⑩水泳やジム等のフィットネスは公共施設を活用
⑪コンビニで買い物は避ける
⑫買い物カートは使わない
⑬可能な限り現金ではなくクレジットカード払い
⑭保険には入らない
①ペットボトル飲料を買わず、水筒持参
②たばこを買うなら、たばこ株を買え
③飲み物は白湯でOK
④彼女や彼氏とのデートは、公園で手作り弁当ピクニック
⑤書籍は図書館利用(新刊は予約)
⑥会社の飲み会は必要最低限
⑦株主優待を徹底活用すべし
⑧散髪はセルフカットか、1000円カット
⑨携帯は格安SIM
⑩水泳やジム等のフィットネスは公共施設を活用
⑪コンビニで買い物は避ける
⑫買い物カートは使わない
⑬可能な限り現金ではなくクレジットカード払い
⑭保険には入らない
さて、こちらのなかで、どれをどの程度実践できているか確認していこうと思います。
三菱サラリーマンさんは、かなりの猛者です。
一方私は、グニャグニャのこんにゃく野郎です。比べること自体が失礼に当たります。
それはさておいても、私は子供もいますし妻もいます。
また、年収はおそらく平均よりは高いのではないかと思います。
その点をふまえて、医者で、ある程度高年収でも実践しているところを紹介します。
①は、ほぼやっています。
毎日、水筒を持参し職場で飲んでいます。
三菱サラリーマンさんが実践されている白湯ではなく、お茶ですが毎日家族の分も沸かしています。
②は、実践すみ。
私は大の嫌煙家です。
飲み会などもタバコのせいで行きたくないですし、外食もタバコが吸えると言うだけで選択から除外されます(最近は随分吸えないところが増えましたが)。
タバコのせいで自由を奪われているため、取り返すつもりで株を持っています。
③は①にも書きましたが、白湯ではありません。
④は家族がいますのですこし体裁が異なりますが、公園を中心に出没しています。
また、公共機関を多用しており、動物園や県民公園のような施設によく行きます。
しかも、割引券を握り締めてwww。
しかし、この点は子供もいますので、子供の楽しみを大きく損ねてまで自分の支出を削減しようとは思いません。
たまには、ゲームセンターにも行きますし、旅行もします。
⑤は、図書館が自転車で行ける距離であるため実践しています。
⑥は、もともと子供が小さくあまり家を離れられないこと、キャラクターがパリピではないので楽勝です。
⑦は、JTなど株主優待を非常食として利用しています。
非常食は、ある一定の期間がくると腐敗の可能性が出てきます。
なので、次の株主優待がくるころに、前のやつを消費していくというループをしています。
⑧ですが、本年度をもちまして1000円カットデビューしました。
感想は、遜色なしです。
こちらをどうぞ。
【節約】1000円カットにいってみた
1000円カットは、ショッピングセンターの中で仕切りで区切られているくらいの、たんなる「スペース」的なところが多く換気もバッチリであり、自然と新型コロナ感染症対策にもなっているようです。
⑨はなかなか実践できません。
かなり個人的な問題が大きいのですが、どうしても家族割やキッズ携帯の所持・割引、Wifiとのセットを検討すると大手に分があるようです。
何度かシュミレーションしたのですが、なかなか格安に移行できません。
また、仕事柄地方も多く、子供が小さいうちは安定した電波帯にいたいと考えてしまい、思い切れていません。
⑪は実践しています。
公共のものを利用する手もありますが、走るという行為は周囲の景色を楽しむことも含んでいると考えているため、なるべく外を走りたいのです。
しかし、天気が悪いとどうするか?という問題があります。
私は、屋根のある公共スポーツジムの下を走っています笑。
お金を払ってジムの中を走っている人を見ながら、「いつか、資産で勝ってやる!」という、なぞの悔しさをバネに頑張っています。
⑫は家族が多いので不可能です。泣
そもそも、買い物は妻が行くことが多く、妻にそれを強いることはできません。
⑬は実践しています。むしろ現金がなくて露頭に迷うことが多いくらいです。
⑭は、ガッチリ保険に入っています。
保険については、こちらをどうぞ。
家建てたし、保険も入ってますよ!
「保険は、資産形成の敵」「利回りを考えると保険は情弱」ということは重々理解しています。
しかし、家族を持ち、資産形成に理解を得るには、遠回りと思われることも実践して和を得るというのも一つの手段ではないかと考えています。
「嫁ブロック」という言葉があるように、家族からの理解はときに難しいこともあります。
私の家は、まだ柔軟な方だと思っています。
それでも、日本ではまだ資産運用を株でやるのはギャンブル的要素があると考えられている部分が根強くあります。
- 保険のお金をある程度払っても資産形成できるくらいの収入がある
- 資産形成の目的はFIREではない
- 資産形成も大事だが、家族円満も超大事
私の資産形成の目的はFIREではありません。
将来、自分の子供が親の手を借りたいときに、私がお金の奴隷になっていて「仕事のために子供の手伝いができない」というのを避けたいためです。
なので、ある程度遠まわりしても、将来的に経済的自由を獲得できれば目標達成となります。
これらの理由から、保険にはがっちり(笑)入っています。
まとめ
こういった本は、実に参考になりますし、ためにもなります。
しかし、それをどこまで信用し、自分に採用するかはその人の環境や力量によって柔軟に変えるべきです。
たまに、信じて実践したらうまくいかなくてお怒りになる人もおられるようですが、私がいつも言っているように、対象が異なれば最適な方法は違いますし、結果も異なります。
世の中に、二人と同じ人間がいない(背景もふくめて)ことを考えれば、自分に合ったことを自分で責任をもって採用するべきです。
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