お仕事整形外科医です。
医師の平均的な給与は、累進課税的にも、様々な控除が対象外になるという意味合いにおいて、かなり涙目なレベルです。
一番ボディブロー的に効きやすい水準です。
むしろ、4000万円超えなどぶっ飛んでしまえば、むしろ住民税の方が効いてくるゾーン状態に達するのですが、、、。
普通の勤務であれば給与所得獲得のために、一生懸命働いて、給与交渉をしても、せいぜい数百万上がる程度で、半分ほどが税金で持っていかれます。
一般的サラリーマンであれば、ここまで年収が上がると、法人設立、法人からの派遣扱いで事業所得を獲得し、高額なものは経費扱いにするという方法がありますが、医業の経費化は原則できません。(やっている人もいるようですが、危ない橋です)
- 大きく稼ぐ必要がないなら、小さく始めましょう
- 医師は副業に向いている
- 社会と闘う刺激的な毎日
自分がどれくらい副業で稼ぎたいかを考える
副業というと、医師のなかには、「不動産投資」と安直に考える人がおられます。
私は、不動産投資についてよく記事にしていますが、不動産投資自体を悪いと思ったことはありません。
目利があり、勤勉で、リスクを取れるなら、大きく資産を増やすとてもいい手段だと思います。
しかし、私は、不動産で大きく稼ぐ必要性を感じませんし、何よりねっからのビビリです。
そんな私が、自分の中の警戒アラートを無視して、心の安定を捨ててまで不動産投資する必要性はないと感じているだけです。
確かに、一部のスーパードクターは医業にも支障を来さずに不動産を手がけて爆益を得ています。
しかし、私のような普通の医師は、正規分布の上2.5%に入るようなスーパーな人間になれるとも思いませんし、自分の資産形成の目的・目標を考えてもそこまでリスクをおう必要がありません。
もちろん、不動産投資以外にビジネスをする際にも同じです。
自分のリスク許容度がどれくらいで、どれくらい副業で稼ぎたいか?なぜ稼ぎたいと思ったのかの目標を明確にすることで、初期に背負うリスクの大きさは異なります。
医師は副業に向いている理由
人気YouTuberも初めは副業から始めている人がほとんどです。
彼らは、初めから副業に生活を全ふりするのではなく、仕事をしながら始めています。
これは、生活のための資金を稼ぐためです。
どの分野もそうですが副業で一番難しいのは「継続」だと思います。
継続のためには生活防衛資金や、副業の資金不足になったときの補填が必要になります。
医師は、景気にほとんど左右されずに安定的で高額な収入を得ることができますので、副業に非常に向いていると思います。
社会と闘うのは楽しい
副業を始めてまず感じたのは、とにかく「自由」です。
多くの勤務医の方は保険診療をされているのではないかと思います。
保険診療は、参入障壁が高く、競合による値崩れがないというメリットがありますが、とにかく自由がありません。
こちらが必要と感じていても、査定されることもありますし、また審査する人間によってその匙加減もことなるという不自由さです。
対して、社会を相手にビジネスをすることは、法律や常識の範囲内であれば(ときに迷惑をかけない範囲で常識を変えることもありますが)好きにしていいというてんが、こちらのイマジネーションをかきたててくれます。
事業所得のメリット
事業所得には、事業に必要なものであれば、税引き前で買い物ができる、つまり経費が使えるという強みがあります。
さらに、法人化するとその利益への税率は、一般的勤務医の年収の累進課税の最高税率のところよりも遥かに低いという特徴もあります。
社会を相手に、事業所得を増やし育てていくことは趣味のように楽しむことも可能です
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