お仕事整形外科医です。
私も、Google adsenseに登録しブログを作成しています、
数年前までは、アソシエイト(この文章では、ブログ上の広告と定義します)でもある程度の収入が見込め、多くのブロガーが誕生しました。
その後、Google側でのアルゴリズム変更や、細則変更などにより、なんちゃってブロガーはかなり淘汰されました。
私は、流行からかなり遅れてブログを始めたのですが、いまだにGoogle Adsenseで大きく稼げたなぁと思えたことはありません。
そもそもGoogle Adsenseって?
ざっくり言うと、Googleが運営している、広告業です。
ブロガーが広告収入を得るには、ブログに広告を貼るわけですが、収入を得る方法には大きく分けて2パターンがあります。
「クリック型」と「成果報酬型」です。
クリック型は、広告をクリックされた時点で収入が発生します。
一般的に成果報酬型よりも単価は低く設定されています。
次に、成果報酬型ですが、これは広告を起点として閲覧者が商品を購入した時にはじめて、ブロガーに収入が発生します。
よって、「買ってくれなきゃ、クリックしてもダメ」ってわけです。
単価は、購入されたものの金額の何%と設定されていることが多く、購入商品によって異なります。
一般的には、保険加入や証券会社の口座開設・サロンの新規会員加入は単価が高く設定されている印象です。(あとは、私がゲロが出るくらい大好きなマンションwww)
余談ですが、医師で「キャリア相談」や「働き方」などと銘打っている人の中に、医師の人材派遣・転職サービスと組んでいる人間を見かけます。
彼らも、当然紹介料をもらっており、転職が成功した場合には医師の1ヶ月分くらいの給料ほどのお金が動くとも言われています。
転職やキャリアに悩まれた先生方は、参考にする分には問題がないと思いますが、このような背景を持っている医師の言うことという、いわば利益相反を含めて聞くべきだと思います。
ちなみに、私は利益相反に反対しているわけではありません。
聞き手側に知識があれば特に問題ないと思います。
しかし、転職は大きな転機です。
儲けようとしている人に踊らされて転職して後悔しても、助言した(儲けた人)人は何の責任も負いません。人生の中で、たくさんの人間を巻き込みながら行う転職にもかかわらずです。
その点を含めて、よく熟孝されればいいと思います。
厄介なのは、利益相反がないように見せかけれてしまうところだと思います。
なので、この手の成果報酬型の医師転職案件は、個人的には掲載を断っています。
目先の収益よりも個人の信用の方が重要と考えるためです。
情報があふれるなか、「情報利用の責任は利用者」になっていると言えます。
【私見】情報・人を「信用するか?」「しないか?」は、受け手の自由であり、責任。
ちなみに、私が利用しているGoogle Adsenseは、先生方の日頃検索している内容に準じた広告が掲載されます。
別に、私がその広告をプッシュしているわけではありませんし、成果報酬ではないので利用されてもされなくても、私には特にメリットはありません。(クリック時の数円の収益のみです)
Google Adsenseは収入的にはかなり厳しい!それでもコレ推な理由
Google Adsenseは、一昔前と比べるとかなり収入は厳しくなりました。
有名ブロガーの方々も同意見です。
それでも、私個人としてはGooogle Adsense一択だと思います。
理由は、閲覧者の興味をブロガーが考える必要がない点につきます。
Google Adsense以外のアフィリエイトサービスを利用したことがある人だとわかると思いますが、決定的な違いは、ブロガーが広告を選択する必要がない点です。
一般的なアフィリエイトサービスは、記事の内容に合わせて、掲載する広告を変更します。
「この記事だから、この商品に興味あるでしょ?」と言った具合ですが、これが非常に面倒です。
また、広告は広告主が案件を取り下げた時に消去しないといけないため、アフィリエイト事業主からのメールに目を光らせる必要があります。
時間のない医師にとって、費用対効果がでない面倒なものは継続できません。
Google Adsenseだけではまとまった収益は無理
ブログでGoogle Adsenseでまとまった収益を得る時代は終わりました。
他の方法として、私は自分のコンテンツを売り込むという方法があると思います。
例えば、私はセルフ出版した本があります。
Adsenseが奮わなくても、本を一冊購入していただけると何百クリックにも匹敵するほどの収益を得られます。
また、閲覧していただくターゲットを広げる必要もなく、無理に万人受けする内容にする必要もありません。
弱点としては、匿名で作成している以上、「本物の医師かどうか?」懐疑的になられるのは間違い無いと思います。
すこし余談になりますが、確かに実名をだし、専門医資格をならべ、AOのなんちゃらかんちゃらで、「推薦者は〇〇先生!」と書けば一気に信用が上がりますが、匿名だからこそ、思い切れる出版物があると考えていますし、匿名だからこそできる表現もあると考えます。
実名を出すと、どうしても「その業界に恥じぬような内容にしなくてはいけない」という、いわば余計な思考が働き、読者の分かりやすさをないがしろにしてしまいます。
読みやすさと、学術的表現は必ずしも両立できません。
他のコンテンツは?
他のコンテンツとしては、代表的なものはYou Tubeです。
近年非常に人気があり、収益を挙げている人も多く見られます。
しかし、You Tubeは顔出し・もしくは声出しによる垢バレのリスクがあります。
また、YouTubeの広告のみで収益を得るには、かなりたくさんの登録者数と再生回数を集めないといけないため、自ずとターゲットを広げざるを得ません。
ターゲットを広げると、専門性の高いモノは発信できず万人受け狙いとなります。
すると、専門家から見るとつまらない・ものたりない・下手すると健康詐欺のように見える怪しいコンテンツになります。
なので、YouTubeはリスクの割に、得られるものが少ないというのが率直な印象です。
まとめ
新型コロナウイルスの影響で、広告業であるGoogle Adsenseにもすくなからず影響があります。
広告主である企業が傾いているために他なりませんが、それらの影響をうけにくい自分だけのコンテンツの重要性が浮き彫りになりました。
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