先日オリンピック開催にむけた医師の求人がボランティアであることに、ネット上では医師たちがザワついていました。
「コロナ禍で、医療態勢が逼迫しているのにボランティアでいけるわけないでしょ?」
「コロナ診療以外の医師を募集って言っても、もともと日本の医療はギリギリでやってるんだから、行けるわけないだろ!!」
「スポーツドクター取得するのに金も時間もかかるのに、ボランティアとかクソすぎるwwww」
ですが、募集の結果は、下記の通りでした。
東京五輪のボランティア医師 200人の募集に対して280人が応募 =ネットの反応「捨てたもんじゃねーな」「ほんとお医者さんには感謝しかないわ… ありがたい」「共同通信w めっちゃ悔しいのが文章から伝わるwww」 https://t.co/WkWC4QSfI8
— アノニマス ポスト ニュースとネットの反応 (@anonymous_post2) May 11, 2021
ネット民大誤算wwww
えええぇぇぇぇぇっ・・・
もう一度募集内容確認
東京五輪・パラリンピック委員会からの依頼で日本スポーツ協会公認スポーツドクターが200人程度募集されているとのことです。
報酬は0。ゼロ。ZERO。零です
しかも、数日の研修も必要とのことです。
ボランティアかよwww
ワクチン接種バイトが1日10万円と、叫ばれる中、0円で数日間働かされる先生方泣
おそらく、「オリンピックに関われることが名誉だ!」「みんなで(?)オリンピックを盛り上げよう!」という名目と思われますが、業界からはさまざまな声が上がっているようです。
日本スポーツドクター協会認定スポーツドクター
そもそもこの資格自体も、
- 推薦者が必要
- テキストの購入と数日間に及ぶ研修
- 講習費用・登録費用・維持費用
などなど、時間とお金をかなりかけないと取得が難しい資格です。
にもかかわらず、多くのドクターは口を揃えて、「特に持っていても仕事が斡旋されるわでもなく、なんの意味もない。」と言います。
そもそもスポーツ関連の仕事は、前任者からの繋がりで脈々と受け継がれていることが多く、必要なのはコネとも言われています。
さらに、スポーツドクターの仕事自体が、格安で叩き売りされていることが多く、一握りのドクターを除いてはその仕事だけでご飯を食べて行くことはできず、結局勤務先の仕事を終えてから、駆けつける、もしくは有給を消化しながらスポーツドクターの仕事を兼任しているような状態です。
このような状況では日本のスポーツ医学の現場はもともとボランティア精神に富んでいると言わざるを得ず、この状況が自国のオリンピック開催でも変わらずに行われようとしているということは、将来にわたりこの分野が変わることがないだろうと予測してしまう案件でもあります。
ネットの意見も偏りmax
今回のネット上の事前予想では、「集まるわけない」ってのが圧倒的でしたが、蓋をあけてみると募集で溢れかえる状態でした。
いやぁ。お医者さんには感謝しかないね(お国より)
テレビの偏向報道も話題ですが、ネットに集まる医師たちの考えにも偏りがあることは、知っておいた上で解釈、参考にして行った方がいいようです。
そう、私の発信しているモノも含めてですよ。
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