お仕事整形外科医です。
twitterでこんな投稿を見ました。
僕の勤務するクリニックもそうですけど、ちょっとお知らせの文言変えるためだけに業者に数千円払ってるとか、無駄すぎ。
— プログラミング医(先攻医) (@programingDr) October 2, 2020
ってか、管理料も取ってるのに業者も悪いやろ。これ。
現在、ほとんどの個人経営のクリニックはホームページを持っています。
正直、現代において、ホームページを持っていないのは、情弱か「10年後にそのクリニックが残っていなくてもいい」と考えている院長だけではないかと思います。
さて、この投稿の内容ですが、webデザイナーが儲ける仕組みのひとつを表現しています。
ホームページの管理料とは?
お仕事整形外科医のブログもそうですが、ホームページは管理しないといけません。
マンションのようにゴミで汚くなったり電球が切れたりすることはありませんが、ある程度のメンテナンスが必要になります。
このサイト含め、現在多くのサイトで利用されているWordPress(ホームページ作成ソフトだと思ってください)ですが、スマートホンのアプリ同様にアップデートが定期的に行われています。
「そのアップデートを行うこと」が管理作業のひとつになります。
また、ホームページのデータを格納している、「サーバー」の保守も管理作業のひとつです。
サーバーを自社で持っていないところはレンタルサーバーサービスを利用しています。
また、ドメイン(ネット上の住所だと思ってください。このブログなら、orthopaedic-surg.comのような)を維持するのも完管理に含まれます。
さて、これだけの管理にどれくらいの労力が必要でしょうか?<br />
仮に、自社でサーバーを持っておらず、大手のレンタルサーバーを使用していると仮定します。
その場合、サーバー管理とドメイン管理は初期設定しておけば、その後は自動でやってくれますので、0秒です。
実際、サーバーの管理を自社で行うことは非常に手間とコストがかかるため、本当の大手以外はレンタルでされていることも多いです。
さらに、料金もドメイン・サーバー管理料としてクリニック側にコストを管理料とは別に提示していることが多いため、ほぼ何もせずに管理料をもらっていることになります。
もちろん、管理において、難しい問題もあります。(でも、滅多にありません)
しかし、web制作会社は、自社で難しければ専門に投げて外注し、管理費とは別に見積もりをだして、カスタマーに提案して、仲介としてマージンを得ることもできるのです。
軽微な文言の変更にかかる料金の妥当性
会社によっては、ホームページ上の軽微な内容の変更にも毎回見積もり書を出してきます。
本来なら、管理料のなかに含めべき項目ではないかと感じることもありますが、クリニック側が情弱であるためそこに漬け込んでいると感じる時もあります。
では、軽微な文言の変更はどれくらいの作業になるのか?
デザインの変更が不要なほどの軽微な文言の変更出れば、5分あればできます。
どうでしょう?この変更のために数千円というコストをとられるのは、いささか不思議だと感じませんか?
ちょっとの知識があれば誰にでもできる仕事なのですが、知らないと5分の作業に数千円かかってしまいます。
値は財なり
医療もそうですが、提供する側と提供される側の間に大きな知識の差があると、そこには料金が発生します。
医療の場合には、医療保険によって料金が決まっていますが(自由診療を除く)、一般社会では、料金を自由に設定できるため、相手を見ながら、競合を見ながら料金を設定することになります。
相手が情弱医師とわかると、料金を釣り絵げてくる可能性もあります。
「知る」ということは、自分の財布を守るためにも必要になる時がある、ということですかね・・・。
知りたくないこともありますが笑
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