お仕事整形外科医です。
このブログを読んでくださっている方から応援のメッセージをいただきました!
世の中専門職収入だけでは安心は得られないと考えており、その安心の大きな基盤となるお金について、遅まきながら真剣に向き合っていきたいと考えております。
(自分のためというより妻子のため)
私のように、「インカムを多様化・多数化しようと考えておられる先生方が一定数おられるのではないか?」と感じます。
お仕事整形外科医のスタイル
私は、完全にビビリです。
同業先生の中には、不動産収入やビジネスでバンバン融資を引いてお金を膨れ上がらせていらっしゃる方を見かけます。
成功している方の体験をお伺いする機会もあったのですが、残念ながら私のビビリセンサーに反応してしまい実践することは困難と判断しました。
日常診療でもそうですが、理想の治療方法は知っていても、自分の技術で対応可能かどうか?をまずは判断することが重要です。
私の場合は、
- メンタルが「豆腐」でお金のことでドキドキしたくない
- 仕事に対するキャパが大きくないので、日常診療に影響が出るようなことはできない
- レバレッジを効かせた投資・ビジネスはしたくない
- 時間的にいますぐ金持ちになりたいとは思ってない
ので、かなり投資に向いていないと思っています。
ですがおそらく、私のような人間も一定数いるのではないかと考えています。
もちろん、大きく短期間に稼ぐには、それなりのリスクをとる必要があります。
自分の仕事量を減らして、その仕事を従業員にお願いしたり外注するとマージンがどんどんとられて、私のような豆腐のリスク許容度では手元に残るお金はごくわずかとなり、リスクと稼ぎの天秤が釣り合いません。
これからビジネスや投資をされる方は自分のリスク許容度がどれくらいか?をまず考えるべきです。
そして、その許容度の8割くらいでできるモデルを考え実行するべきです。
リスク許容度は一般的に自分が想像するよりも低いと言われています。
しかし、種銭がないとビジネスも投資も始められません。
厳密には、フルローンで自分の医師としての信用力を利用して融資を引くこともできますが、私のようなビビリの人はやめた方がいいと思います。
種銭の確保の手順としては、
- 自分の収入と支出をある程度明確にする
- 余剰資金がいくらあるのかを知る
- 家族がいるなら理解を得る
- 財布を分ける
1.自分の収入と支出をある程度明確にする
この項目で大切なのは「ある程度」です。
細かくやりすぎると時間のない私たちは、たちまち飽きます。
なので、
- 銀行のお金のながれ(生活費・クレカの引き落としなどを行うメインバンク)
- クレカの使用歴
詳細に知りたければ、クレカの利用明細を見てもいいですが、あまり細かいことに目くじらを立てると、ストレスがたまります。
「1番の節約は、固定費の削減」という意味でも、それほど細かな支出の内容にこだわる必要はありません。
また、上記はネットで銀行口座の動きが見れる・基本はクレカもしくは紐付けした電子決済での決済がほとんどであることが条件です。
もし、銀行がネットに対応していない・クレカなんて利用してないって人は、そこからのスタートだと思います。
2.余剰資金がいくらあるのかを知る
1をやった上で、余剰資金を考えます。
銀行に残っているおかなが全て余剰ではありません。
何かあったときのためにある程度の生活防衛費を残す必要がありますから、3にもありますが、家族との相談が必要です。
家族の理解のない投資やビジネスはトラブルの元です。
家族に1,2をやった上で相談し、「いくらまでなら自分がしたいことにお金を回してもいいか?」を相談してください。
3.家族がいるなら理解を得る
家族の理解の必要性については、先ほど述べたとおりです。
繰り返しになりますが、家族の理解は必須です。
もし、お金のことを心配させたくないという想いがあるのであれば、家族が理解した範囲での余剰資金での運用であれば、その結果を細かく家族に説明する必要はないかもしれません。
しかし、それ以上に運用額を増やすのであれば、その都度理解が必要です。
4.財布を分ける
財布、つまり口座を分けます。
そのために、財布を生活費とは別に持ってその範囲の中で行えることを考えるべきです。
いくつかのバイトを掛け持ちしているのであれば、その中の一つの給与の振り込み先をビジネス用の口座に振り込むことができればベターです。
ビジネス用口座に振り込まれたバイト先のお金のみでビジネスを運用するのが一番わかりやすいです。
また、ビジネスをするのであれば初期投資以外にランニングコストを考える必要があります。
固定費(ランニングコスト)がビジネス用口座に振り込まれるお金よりも高額になっていないか?である程度意思決定を行うこともできます。
注意が必要なのは、ビジネスによっては不慮の出費が出るものもありますので、通常の固定費がぎりぎりになっていると痛い目にあうことがあります。
なんとなく気づかれた方もおられるかもしれませんが、ビジネスには固定費の考え方が非常に重要です。
まとめ
わたしは、ビジネスが非常に下手です。
医療は国が値段を決めているため会計が明瞭ですが、通常のビジネスではお互いの納得の上での料金設定となります。
この料金設定・交渉が非常に下手くそです。。
そんな私でもできていますので、おそらくみなさんであればなんとかなります。
これから始める!というかたで、私のような方は、「小さくはじめて、時間をかけて大きくする。その間の固定費はなるべく抑える」を心がけてみてください!
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