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【基本】アナミカルプレートほど正確な整復とプレート設置が必要

お仕事整形外科医です。


先日の手術で、いつも通り気分良く整復してプレート設置して、最後のスクリューを止めようとしたときに凍りつきました。


「ドリルが骨に当たらない、、、。」

ここまできて、どうしろというのだ!といった感じです。






リカバリー手順

まずは、コンベンショナルスクシューにして、ドリルの方向をプレートに直角ではないほうこうに振れば、入るのではないかと考えてドリルしました。


が、、、、当たらず。。。

しょうがないので、骨折部を挟んで一方のスクリューは全て抜去しました。


この際に、整復位が大きく崩れても嫌なので、仮固定を再度行ってからスクリュー抜去します。


幸い、プレートの設置位置不良は微々たるものでしたので、骨折部を挟んで他方のスクリューは1本も抜かずにプレートの向きを変えて、再度スクリュー固定を開始できました。

反省点

プレート設置は、最近近位と最遠位のスクリューがしっかり入ることを確認してから行うべきでした。

特にアナトミカルプレートは、形状がアナトミカル故に、完璧に近い整復位が求められます。

整復位不良でアナトミカルプレートを設置すると、偽関節・インプラント破損のみでなく、皮膚トラブルにつながるなど問題が多く発生します。


よく、「インプラントの性能が向上したから」とは言われますが、その分、術者に求められる技術も上がっているのでは?と感じる時もあります。


また、プレート設置位置も非常に重要で、特に長いプレートになればなるほど、向きが1度違うだけで、反対側の端のスクリューが入らなくなることがあります。

対処方法としては、イメージでの確認・指での確認もそうですが、仮固定を両端からしてしまう というのも重要です。

まとめ

  • 整復位にこだわる
  • 設置位置の確認は、イメージ・直接目視・指先感覚
  • 長いプレートほど要注意。先に両端からプレートを仮固定するのも1案
内容としては、その程度か?と思われるかもしれませんが、手術時間や成績にも影響する結構重要な内容だと思います。


”基本的なことこそ、大きなピットホールにつながる重要なこと”と自戒しています。



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