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【デノスマブ】顎骨壊死・歯科治療についてはこう考える

デノスマブはもう一回整理し直します
BPは比較的論調としては安定してきてる感はあるけどな(広まってはない)


BPについてはこちら
【保存版】顎骨壊死を懸念してビスホスホネート製剤の予防的休薬は不要!?



参考文献
骨吸収抑制薬関連顎骨壊死の病態と管理: 顎骨壊死検討委員会ポジションペーパー2016

今のところは、これが一番かなぁ



デノスマブ関連の顎骨壊死

日本でもデノスマブ投与中の顎骨壊死の報告はあります。

頻度としてはBP製剤とほぼ同等のようです。

歯科治療の方針については、

  • BPの場合と同様に、治療前には徹底した感染予防処置を行なった上で、休薬は行わない
  • 可能であれば保存的に治療するが、やむを得ない場合には侵襲的歯科治療を進める
  • デノスマブ投与中でも抜歯創を閉鎖し、二次感染を予防することにより良好な治癒が得られたとの結果がある(下記に参考文献あり*1)
*1参考文献
Matsumoto A, et al: Clin Oral Invest

さらに、ポジションペーパーにはデノスマブ特有の記載もあります。

  1. 骨粗鬆症患者に対するデノスマブの投与は6カ月ごとに1回であり、デノスマブの血中半減期が約1 カ月であることなどを加味して、歯科治療の時期や内容を検討する
  2. デノスマブ関連顎骨壊死は、使用を中止すると改善する症例が報告されている
  3. デノスマブの作用は可逆性?


①に関しては具体的に、どのタイミングからどんな歯科治療が可能と、具体的に書いてあるわけではありませんが、待てそうなら、デノスマブ投与のタイミングから歯科治療の時期を調整することも必要なようです。

②はBPの場合と異なり、顎骨壊死になった場合にも「デノスマブ休薬」で改善するのであれば、かなりいい材料です。

そもそも頻度こそ低いものの、治療に難渋することが問題である顎骨壊死に、「治療方針」が見出せるというのは、顎骨壊死のリスクに対する印象が変わってきます。



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