【私見】保険の塩漬けは危険

お仕事整形外科医です。


私、資産形成するといいながら、資産形成クラスタからがっつり批判を受ける保険にどっぷり加入しているわけですが、今回は保険に関するお話しです。


保険に入っている理由はこちらの記事を読んでください。
家建てたし、保険も入ってますよ!
ちなみに、私は保険屋とは全く繋がりがありませんし、利益相反もありません。


基本スタンスとしては、

  • 家族の了解を得た上での資産形成をするためには家族の安心を確保するべく、保険が必要であった
  • もしもの時に、家族に現金が最も早期に手に入る近道は保険出ると学んだ
  • 保険に入っても資産形成の種銭くらい捻出できる


ためです。


当サイトは医師を対象としているため、一般サラリーマンよりも年収は高いはずです。


私は、その中でも節約をして、さらに種銭をつくっているため、保険に入らずに投資一直線!にならないと、資産形成できないような収入ではありません。






医療情勢から考える保険の見直し

「保険は見直しが必要」と、CMでも流れています。


CMで伝えているのは、企業の保険に乗り換えて欲しいと言う思惑もあるでしょうが、実際に塩漬けにすると良くないこともたくさんあります。


一つは、医療自体が変革していることです。


現在、医療は先進医療も含めた選択肢ができました。


なかには、高額なものも含まれており、医療保険対象のものにしか保証がついていない場合には、それは全て自費での捻出となります。


また、医療保険適応内でも、変革してきており、以前の心筋梗塞の治療は手術!みたいな時代では、カテーテル治療の明記がされているかどうかすら曖昧なこともあります。


次に、医療経済も変化してきています。


一昔前は、一度入院すると、かなりの期間入院することが多く、2週間以上の入院から保証対象のような商品もあったようですが、現在の医療の現状からは2週間以上の入院は結構な大病です。


数日以内に、出されてしまうことが多いため、近年の保険は入院後すぐから支払いが開始されるものに変わってきています。


これらは、保険の見直しをしないと、もともと保険のお世話になる可能性が低いにもかかわらず、さらに利用する機会が減ってしまう原因となります。


この点を含めると、人によっては保険は掛け捨てが一番と言う人の意見もうなづけます。


60歳までに支払いを終えて、その後は支払わなくてもいい保険に加入しても、上述のように周囲の環境が変わっていると保険のお世話になる可能性が減ってしまうからです。


ですが、逆に機会損失の可能性もあります。


以前よりも保険は厳しくなってきており、保険料上昇・返戻金の減少なども見受けられているようです。


この点を踏まえると、本来はどちらがいいと現時点で言い切ることは難しいのかもしれません。

自身の環境変化から考える保険の見直し

自分の環境も常に変化していきます。


子供がある程度育ち、資産形成が進んでこれば、収入保証の掛け捨て型のようなものは不要になるかもしれません。


付随として、よくあるのは病気の際のベビーシッター代や、保育園費などもみるというものも、子供が大きくなると不要になります。


無駄にお金を払い続けないためにも、この視点における見直しも必要です。

まとめ

私は、決して保険屋ではないので詳細はわかりません。


しかし、自分の保険を見なすことは無駄な出費を抑えることにもなります。


個人的には、資産形成クラスタが保険は不要という理由の中に「積立型でも、返礼率が悪いから」というのはお門違いだと思っています。


そもそも、保険は資産形成が目的の商品ではないと考えているためです。


異論はあるかと思いますが、完全な現時点での私見ですので、許してください。


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