お仕事整形外科医です。
節約生活で一番のネックになるのが固定費の支払いです。
そして、その固定費が年々上昇傾向にある家庭の場合、資産形成という一視点からのみ考えると不利であると言わざるを得ません。
節約は、細かなものよりも、大きな固定費を削る方が効果的であることは、以前からお話ししています。
実際、お金に追われている人のなかに、ステータスを感じさせる車に乗りまわしている人をたくさん見かけます。
資産形成界隈では、車の所持自体が問われることが多いのですが、田舎暮らしではどうしても必要になることはあります。
ですが、その車が本当に自分にとって必要なスペックなのかを何度も問いただす必要はあるように感じます。
- 年に1度あるかないかの状況のために、大きな車を選んでいないか?
- 無駄な荷物のために、スペース消費・燃料費消費をしていないか?
- その車の維持費を考慮しているか?
最低限この辺は、自分に何度も問い直すべきです。
年に1度あるかないかの状況のために、大きな車を選んでいないか?
田舎では、”雪が降るから”・”道が悪いところを走ることがあるから”といって、巨大な4輪駆動を乗り回している方々を見かけます。
ここで大切になるのが、頻度と費用対効果です。
普通自動車に乗り越えられなくて、巨大な4輪駆動で乗り越えなければいけない状況が年に何度あるのか?を考えるべきです。
確かに、巨大な4輪駆動があれば、そのような状況に耐えられるかもしれませんが、年に数回しかない状況に対応するために、その他の日は燃料を大量に垂れ流し、維持費をかけ続けるのは明らかに無駄です。
そもそも、そのような日は公共交通機関を利用した方が有利なこともありますし、出勤すらしなくてはいけないのか?と感じてしまいます。
無駄な荷物のために、スペース消費・燃料費消費をしていないか?
家族の人数に応じて車を大きくしなければいけない状況もあると思います。
ですが、”5人乗りまで許される車で4人しか乗っていない”・”もう一人だれか載せるシチュエーションもあるかもしれないから大きめの車を選択する”というのは、明らかに無駄です。
荷物を整理したり、おろしたりすることでスペースを確保できるのであれば、それで対処すべきです。
たまに、誰か来て積載以上の人数が必要になるのであればレンタカーで対応するべきです。
その車の維持費を考慮しているか?
車は、購入費もさることながら、固定費を勘案しなくてはいけません。
大きな車になれば、税金も上がりますし、燃料費もかかります。
少しずつ、不定期に削られるため、実感が湧きにくい部分も注意が必要です。
まとめ
節約というと、貧乏臭い感じもしますが、常にそれが本当に自分にとって必要か?他に代案がないか?を考えることは大切です。なれてくると意外と楽しく感じたり、お得な気持ちになれます。
セミリタイヤを目指すものにとって、この感覚は非常に大切だと思います。
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