日本の企業の相次ぐ不祥事に、信用が地に落ちています。
その企業のビジネスの根本をゆるがすような不祥事が相次ぎ、すでにクオリティが高い日本の企業のイメージは地に落ちています。
HDDを横流しにして売りさばく
HDDなどのハード記憶媒体は、その処分が困難なことで知られています。
パソコン上で消去しても復元可能な状態でHDD内にデータが残存しており、市販されているソフトを利用すれば素人でもそのデータを簡単に復元できます。
それが、怖いので、データとしての完全消去・物理破壊を完全にとりおこなう代行業として、HDD処分業者は成り立っています。
つまり、ユーザーはその”信用を買っている”とも言えます。
そんな企業が、データを消去もせずにオークションサイトに横流しにしていたとなると、何を信用していいのかわかりません。
もちろん、そのような業者に依頼するようなデータは機密性が高かったり、センシティブな内容がほとんどだと思います。
日本の長引く不況が災いしているのかもしれませんが、もはや企業もリスクヘッジの面で、性善説に基づいた従業員の管理では限界があることを露呈しています。
行政データとしては、世界最大規模という不名誉な称号を、単純にやってしまえた企業のガバナンスに愕然とします。
これでは、アジアの新興国を鼻で笑うようなことはできません。むしろ、笑われても仕方がありません。
従業員への報酬未払い
何十年にわたって行われてきた、報酬未払いがここにきて明らかになるお粗末ぶり。
この企業は〇〇payでも、少しの差益を取られるのが嫌で、脆弱なシステムを自家開発し、もっと大きな代償を支払うことになった企業。
おにぎり一個プレゼントに釣られた、カモもたくさんいました。
サービスを提供するのも、利用するのもダメな日本企業に何を期待すればいいのかわからなくなります。
電力会社の金品受給
返そうと思っていたけど、スーツは着ちゃった案件。
本当に返そうと思っていただけど、もらったものは個人で管理していました案件。
仮にその気があったとしても、企業としてのリスク管理が甘すぎます。
まとめ
このような案件があるたびに、人をたくさん雇って起業する気にはなれないなとつくづく感じます。
また、ただでさえ長引く不況・超高齢社会の日本の企業が今後、資産家に大きなリターンを生み出せるのか?心配になってしまいます。
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