医師になると、「マンションいかがですか?」「節税対策です」は一度は、お電話いただいたことがあるのではないでしょうか?医師の電話番号は、価値があるため金銭を介して取引されているというのを聞いたことがあります。
また、病棟に直接医師を名乗り電話して、他の医師の電話番号を聞き出すなど、その手口は巧妙です。
私も以前、私の名を名乗りNsに電話番号を聞き出そうとしている奴がいたそうで、一度怪しんだ事務の方が私に電話を代わってくださり「お前は誰だ合戦」をしたことがあります。
さて、この手の勧誘の方法についてはさておき、今回は不動産投資に対する私の考えを僭越ながら述べさせていただきます。
個人の信用力を食い物にする
医師は、銀行から多額の融資を引き出すことができる信用力がつよい属性です。
マンションを含めた不動産投資を進める方々はその信用力を食い物にしようとしています。
また、医師の中には常識がなく、マネーインテリジェンスも低い。細かい値切り交渉などする時間や、価格の適正さ・条件などを調べることをめんどくさがりお金を簡単に任せてしまう人がいます。
本当に信用のある営業マンならいいかもしれませんが、少なくとも電話番号をどこかで手に入れて、医師に時間も関係なしで直通出かけてくる輩にまともな奴がいるという噂は聞いたことがありません。
まとめますと、
- 医師は信用力があり、銀行から融資を引き出せる
- マネーインテリジェンスが低く、常識に疎い人もいる
- いきなり電話かけてくるやつにまともな奴はいない(と思った方がいい)
紹介すると、紹介した医師にマージンを渡すという紹介制度をとっている人たちもいるようです。
お仕事整形外科医の不動産投資への考え
まず、お断りしたいのは、医師の中にも上手に運用できる人がおられ、その人たちは素晴らしい成績をあげていることも事実です。
例えば、「自由気ままな整形外科医」先生は、税制への理解も強く、ビジネスの実力も計り知れません。このような方々は尊敬に値します。
しかし、投資は合う合わないがあります。
私が、不動産を選ばない理由は、
- ビビりな性格で精神的安定を大切なものと考えている
- ベーシックインカムである、お給料が少ない
- 住んでいる田舎では、今後不動産収入の上昇が見込めない
- 自分で舵取りをしている感覚が少ない
- 管理などに手間や時間がかかり、医師としての仕事と両立する器量がない
まず①ですが、私のリスク許容度は極めて低いと自覚しています。
そのため、多額の融資を引っ張り出して10年以上後から黒字になるのを期待するような投資はできません。
「株式投資に融資する銀行はいない」といいますが、私にとってはそれがメリットで、FXはしませんので自分の身の丈にあった、ルールの範囲内で勝負できるところが株式投資のいいところだと思っています。
次に、②ですが私は医師にしては給料が少ないです。自由な時間を大切にしているために生じている現象ですが、これ以上ガンガン働いて、家族との時間を減らすつもりは全くありません。
③は、田舎にすんでいるいるため、今後の人口減少はマストと考えています。その中で物件保有数を増やすことでリスク分散が可能な不動産投資を行なっていくつもりはありません。
都会のマンションに投資して、管理を他の人に任せるというやり方もあるかもしれませんが、私は自分の財布は自分で舵取りし、失敗しても人のせいにしない投資を心がけているため、見たこともない物件を購入する意思は全くありませんし、人に管理を任せるつもりもありません。
④⑤は、③からも来ていますが、管理を人に任せて、自分の財布を人に任せることが嫌いなため、どうしても時間が取られる可能性があります。
先ほどお伝えした、「自由気ままな整形外科医」先生は、管理もご自身で行いながら(その代わり徒歩圏内に多くの物件をお持ちとのことでした)医師の仕事もこなしているというスーパーマンなのですが、私にはその器量は全くありません。
また、働いている時間が短いため、ほとんど昼休みもない時もあり、勤務に少しでも影響がでると医師の仕事がドミノだおしのように崩れていきます。それだけ、勤務中はばたついている時があります。
なので、これらのことを含め不動産投資はしていません。
というか自分には、その器がありません。
まとめ
人のせいにするくらいなら投資はするべきではありません。
私は、自分から積極的に勧誘して投資をするように進めることはしません。興味のある人には相談に乗ります。
自分のことをしっかりと見つめて、投資ライフを楽しんでください!
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