『ミニマリスト』という言葉をご存知ですか?
不要なものを捨て、最低限のものだけで生活するような人のことです。
なぜ、ものを捨てるのか?何が目的なのか?
手放して豊かになるとは??
そんな疑問を持って読みました。
でも読んでみると、明快。
早速紹介します。
より少ない生き方 ものを手放して豊かになる
内容紹介+感想
お話は、少し前のアメリカの家庭を例に取り上げ、始まります。
広大な土地・庭・たくさんのものに囲まれるのが幸せと言われていた時代に
ものに時間を支配されている人たちを、不幸せと表現しています。
生活のシンプルさや、執着を捨てることは、実は以前から日本にある『禅宗』の考え方に
通じるものがあります。ものに囲まれずに、ものへの執着を最小限にする。シンプルにすると、
本当に必要なものが見えてきます。その上で、自分の人生の目標を決めていく。
ものだらけで、そのメンテナンスにかけている時間はどのくらいでしょう??
ものを増やしていくことには限度がありません。
物欲は、手に入れた時点から次の目標に向かいます。
なら、はじめからその競争にのらず、逆に減らしていくことだけが、その競争から脱することができる手段です。
いらないものの、基準を自分の中で決めることが大切です。
人生の様々な選択肢においても、いらないものをはっきりさせることはとても大切なことです。
そこから、本当に自分にとって重要なものが見えてきます。
まとめ
医師になったから、もう安泰。
一生おかねの奴隷にならない、なんて思っている人は今すぐ改めたほうがいい。
医師も節約する時代です。
本当に大切なものを見つめることで、人生の選択が見えてきます。
そのためにはいらないものを捨てること。それを教えてくれました。
これまた、医局を卒業するきっかけとなった一冊でした。
紹介した本
より少ない生き方 ものを手放して豊かになる
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