読書 より少ない生き方 ものを手放して豊かになる

『ミニマリスト』という言葉をご存知ですか?
不要なものを捨て、最低限のものだけで生活するような人のことです。

なぜ、ものを捨てるのか?何が目的なのか?

手放して豊かになるとは??

そんな疑問を持って読みました。

でも読んでみると、明快。
早速紹介します。


より少ない生き方 ものを手放して豊かになる

内容紹介+感想

お話は、少し前のアメリカの家庭を例に取り上げ、始まります。

広大な土地・庭・たくさんのものに囲まれるのが幸せと言われていた時代に
ものに時間を支配されている人たちを、不幸せと表現しています。

引用
いちばん大切にしているものを最優先にして、その障害になるものはすべて排除すること。

生活のシンプルさや、執着を捨てることは、実は以前から日本にある『禅宗』の考え方に
通じるものがあります。ものに囲まれずに、ものへの執着を最小限にする。シンプルにすると、
本当に必要なものが見えてきます。その上で、自分の人生の目標を決めていく。

ものだらけで、そのメンテナンスにかけている時間はどのくらいでしょう??

引用
意識して所有物を少なくすれば、誰も勝つことができない「比較」というゲームから降りることができる。

ものを増やしていくことには限度がありません。
物欲は、手に入れた時点から次の目標に向かいます。

なら、はじめからその競争にのらず、逆に減らしていくことだけが、その競争から脱することができる手段です。

引用
有名なミニマリストのジョシュア・フィールズ・ミルバーンにとっての不要品は、「自分の人生に価値を加えないもの」だという。片づけコンサルタントの近藤麻理恵にとっては、「ときめき」を感じないものが不要品だ

いらないものの、基準を自分の中で決めることが大切です。
人生の様々な選択肢においても、いらないものをはっきりさせることはとても大切なことです。

そこから、本当に自分にとって重要なものが見えてきます。

まとめ

医師になったから、もう安泰。
一生おかねの奴隷にならない、なんて思っている人は今すぐ改めたほうがいい。

医師も節約する時代です。

本当に大切なものを見つめることで、人生の選択が見えてきます。

そのためにはいらないものを捨てること。それを教えてくれました。

これまた、医局を卒業するきっかけとなった一冊でした。

紹介した本



より少ない生き方 ものを手放して豊かになる

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