先日、外来で
患者さん『先生、お子さんは何人いるの?』
私『〇〇人です。もう一人予定しています』
患者さん『へーっ。頑張りますね。お国のために!』
と言われました。
国のために、子供を!?
よくニュースなどで、
偉い人『みなさん、お国のために3人は産みましょう!』
即炎上!!
謝罪
っていうのを見ます。
おそらく、悪気のある発言ではないことはわかるのですが、
時代にマッチしていない発言であることは理解できます。
割とご年配の方に多い発言のように思いますが、むかし、日本で言われていたことを
そのまま、発言してしてしまう方。といった印象でした。
炎上の理由
この手の炎上は、大概
生き方の自由
お子さんを授かれない方への配慮
などを理由に、炎上することが多いように感じます。
今回のケース
私の場合は、子宝に恵まれることができました。
しかし、昔と比べ
・家族構成は核家族が多数
・税金は高い
・頼みの綱の、じい・ばあも働いていて子育ての手伝い不可能
・夫の家事のお手伝いの必然性・必要時間の増加
は必須であり、夫としてはとてもサザエさんでみるような突然、『今日飲んで帰るわ』なんてできる状況ではありません。
(私の場合、したいとも思わないし、家事ももう慣れました。)
しかし、大変なのは確かです。
この大変な状況が、
国のため!?
といわれると、非常に残念に思えてならなかったのです。
自分の頑張りが自分の意図しないところのためになっていると評価されたためと思います。
まとめ
国のためには、税金をたんまり払って、なおかつ子ども手当もすくない
これでいいじゃない。。。
結局、誰かに褒めてもらいたいのか??私は、、、。
とにかく、子供がいる人にもいない人にも
この発言はないんだな、、と感じました。
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