お仕事整形外科医の投資の判断基準についてお伝えします。
この内容は、整形外科医らしく日々の診療に照らし合わせながら説明していきます。
ちなみに、未来はだれにもわかりません。
プロですら景気や経済・株価が今後どうなるかわかりません。
実際、様々な記事を見ますが、そのほとんどは過ぎてしまえば過去の話・なかった可能ように扱われています。
それを含めて考えると、素人であり投資を『なりわい』としているわけ
ではない私が未来を完全に予測できるわけがありません。
また、プロの方やそれ相応にご勉強されている方(投資指導医レベルの方)には、
退屈であり全く有益な情報はありません。
ご了承ください。
まずは、管理人の特徴のおさらい
・投資できるお金に制限を設けている
・医師の仕事もしている。時間的な余裕はあまりない
これをふまえて、記載していきます。
もちろん、同じ整形外科医でも、上手に臨床と投資(株や不動産も)
ビジネスを組み合わせている人がいます。
私にはそのバイタリティはありません。(はっきり)
情報集め(文献検索)
先人たちの知恵の上に成り立つことは臨床と同じです。
様々な経験をされた、先人たちに敬意を払いつつ、
文献(ブログや記事・本)を検索し
利用します。
その際、症例(自分の年齢・性格・経済状況)にあったものか吟味して
文献を読むようにします。
投資の判断(適応の基準)
文献をもとに適応を判断します。
その際に私が必要としている所見や検査値(投資の判断基準)は、
①ニュース②VIX指数③四季報や財務諸表の指標の1部です。
*医師としての忙しさもありますので、わかりやすさに特化しています。
ご批判もあると思いますがご了承ください。
前提として、不況はバーゲンセールと考えています。
これは金持ち父さんから来ている考え方ですので、ご参考にしてください。
①株価暴落のニュースがトップニュースとして3日以上連続で流れた時
自由気ままな整形外科医先生のお考えからいただいた方法です。
とてもわかりやすく、また簡便であるため参考にしています。
ですが、私がニュースをあまり見ないセミネット廃人なもので、
byahooニュースの経済欄に置き換えたりして利用しています。
②VIX指数20以上 30以上なら最高
VIX指数は、三菱サラリーマン先生のブログで紹介されています。
その特徴からとくに、ETF購入時に参考とすることが多く逆に、
VIXが低い時には、個別銘柄で安いものがないか探し回ったりしています。
ですが、平均とかけ離れて個別銘柄が暴落している場合には、
その原因を考察する必要があります。
私の場合、VIX指数は、Google financeに登録してしまって、たまに眺める程度です。
③四季報や財務諸表の指標の1部
個別銘柄では購入判断の際に、さらに適応を慎重にしています。
確認している項目は以下の通りです。
・営業利益・経常利益
・営業キャッシュフローとフリーキャッシュフロー
・配当利回り
順に説明します。
・流動資産と流動負債の関係
流動性比率は見ています。
流動資産や、流動負債は短期(一般的には1年以内を指すことが多いようです)のお金の流れを指します。
これが100を切っている場合には、イメージとしては
“クレジットカードの返済が間に合わずに、家にある車とかを売って返済に充てている状態”
といった感じです。
・営業利益・経常利益
純利益だけを見るのは×です。
純利益ももちろん大事ですが、本来の企業の業務による利益以外で売り上げがでなくても
持っている資産を売るなどして純利益を多く見せかけることも可能だからです。
営業利益・・・企業の本来の業務による利益
経常利益・・・企業の本来の業務以外の収益(保有している不動産や株など)を加味したもの。
営業利益がプラスになっていないと、怖いイメージ。
営業利益がマイナスで経常利益がプラスだと、
本来の業務以外での収益が出ていると考える。(これに対する考え方は、それぞれです)
少なくとも、営業利益がマイナスだが、純利益がプラスの時は
どの段階でプラスになっているのか、
経常利益や税引き前利益
(経常性のない、特別収益を加味したもの。例えば不動産資産の売却など)
をチェックする必要があります。
例:営業利益・経常利益マイナスで純利益プラスのとき
企業の本来の業務が収益出ていない、不動産などの固定資産をうって
金にして利益にしていた可能性?
といった感じです。
・営業キャッシュフローとフリーキャッシュフロー
お金の実際のながれと、帳面上の流れにはタイムラグがあります。
実際のお金の流れを示したのが、キャッシュフローとなります。
営業キャッシュフローがマイナスの場合には、
その企業の本来の業務でマイナスが出ていることを意味します。
フリーキャッシュフローは、営業キャッシュフロー・投資キャッシュフロー・財務キャッシュフロー
をすべて加味した後にのこるお金のことです。
これがマイナスの場合には、簡単に言うと、余裕がないことがわかります。
・配当利回り
配当利回りはもちろんのこと、配当向性・配当安全性をチェックしています。
配当向性はロイターのサイトからそのまま確認可能です。
配当安全性については、1株あたりのフリーキャッシュフロー(FCFPSと言われます)が、
1株あたりの配当(DPSと言われます)を上回ることがなければ、
減配のリスクが差し迫ってはいないだろう。。と判断しています。
こちらも、ロイターから確認可能です。
まとめ
今後、この記事は更新されていきます。
オーベンクラスの投資家の方々には非常につまらない記事だと思います。
研修医クラスの方々の参考になれば幸いです。
また、どこまでいっても投資は自己責任です。
ご自身が後悔しない手法で行なってください。
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