お仕事整形外科医です。
投資の話になると、投資は怖いから貯金しかしませんという人がしゃしゃり出てきます。
おっさしゃる通り、投資は、間違えると大損しますし、元本割れも起こします。
では、貯金はどうなのでしょうか?本当にその価値は変わらないのでしょうか?
- 貯金だってリスク満載
- 円の貯金は低リスクだけど、高リスクww?
- 米国株が9割人間の、最近の円に対する考え
貯金に潜むリスク
先ほどもお伝えしたように、「お給料を銀行にあずけていれば安心!」「元本われしないしリスク0!」っていっている時点で情弱扱いされます。
インフレやデフレがあるように、お金の価値は時によって変化します。
同じ1万円でも、50年前の1万円と現在の1万円ではその価値が大きく異なります。
経済が成長していく中では、普通はインフレリスクに晒されることが多いため、超低金利時代と言われる中では、貯金はその価値を棄損しているだけとも考えられます。
さらに、対外貨の価値も日々変化しています。
ドルを例にとると、現在は1ドル100円から110円前後ですが、数十年前は1ドル300円以上なんてこともありました。
つまり、日本にいてお給料を銀行に貯金しているだけの状態は、「円に100%betして、何もせずに指をくわえている状態」とも考えられています。
現金を資産に変えるとどうなるか?
一方で、株式や不動産などの資産はインフレが起きると、その価格が上昇する傾向にありますので、インフレヘッジができる資産といえます。もちろん、株式なら企業の業績によってその価値が棄損したり、倒産によって価値が0になることもあります。
不動産も人口動態や災害によって価値が毀損することもあります。
しかし、銀行への全額貯金だって、現金、しかも日本円のみへの集中投資といえ、株式や不動産の資産をもつという選択肢の方がリスクを分散できるという考え方もあるのです。
日本円は価値が下がりにくい!?
ここで、最近の私の個人的な考えになりますが紹介します。
日本は自国で通貨を刷れる国です。
これは、米国もそうなのですが、自国の経済状況によってお金を市場に投入したり、税金や金利という形で調整したりできるのです。
実際、米国では市場が不況になると、かなり迅速にFRBが金利を下げて通貨の供給量を増やします。
しかし、日本はというと、不況になってもそれほど通貨を増やしません。
なぜかはわかりませんが、ここ数十年の流れをみても、国民生活よりも通貨の価値の棄損を心配しているようにしか見えない場面があります。
また、先ほど銀行への貯金はインフレヘッジができないと話しましたが、日本は数十年という長期デフレが続いています。(インフレ率年2%を達成できていません。)
これらを考えると、通貨としては日本円は国民生活が多少貧しくなろうが価値を棄損しないようにしているようにも見えます。
なので、「国民の涙の代償に円の価値を温存している波にのる」つまり、ある程度、円を持っておくのも「あり」じゃないか?と感じる時もあります。
*医者なのでよくわかりませんが・・・www
とにかく、1点集中投資することはなににおいてもリスクが大きいことを考えると、銀行に円で預金していることがリスクが0という考え方は間違いといことはわかります。
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