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【自走】医局を辞めるなら、やっておくべき3つのこと



この時期になると、「そろそろ医局をやめたいわ。」と感じる人も多いのではないでしょうか?

医局は「教育機関としては素晴らしい部分もありながら、いつかは卒業するもの」というのが私の考えです。

もちろん、教授などの名誉職に興味がある人や、研究を続けていくために使命感をもって続けていく人を否定するわけではありません。

生き方は自由であり、多様であるべきです。

なので、逆に医局を「利用する人の考え」も否定してはいけません。生き方は自由です。

もちろん、迷惑だけをかけて利用するのではなく、貢献しながらも利用していくwin-winの方法が一番いいと思います。

生き方は、多大な迷惑をかけない限りは自由であるべきです。

医局をやめるのは、一大イベント。
でも、やめる前に知っておいた方がいいことがあるぞ。

まとめ
  • 後悔しないために、医局を止める前にしておくこと
  • やめた後のために、持っておくべき心構え
  • なるべく医局に戻らなくてもいいようにするためにやっておくべきこと


①医局をやめる前に、自走可能な医師になる方法を見つける

医者は、生涯勉強が必要です。

勉強が止まり、時代に取り残されると「老害」として扱われるようになります。

今後医師が増える中で、「使えない医者」は淘汰される可能性が考えられます。

大学の医局に所属している間は、ある程度情報の取得ツールを上司に頼ることができます。

しかし、上司から言われたことだけ学習するのではなく、自分で知識をアップデートできるツールを身につけることが大切です。

ここで注意点は、医局の外にでると、論文などへのアクセスは容易ではないという点です。

大学などの教育機関は、通常、主要論文についてはアクセス可能になっています。

しかし、これは無料ではなく、多くは有料となっています。ですので、一歩外に出ると、アクセスは困難となります。

もちろん個人で契約することも可能ですがそのコストはかなりのものです。

ですが、正直日常診療を行っていく上で、それほど英語論文でないといけない!という場面は多くありません。

これらの解決方法としては、論文ではない、情報更新ツール(医学雑誌など)に頼る。もしどうしても英語論文が必要なら、裏技として、医局となんとなく繋がっておいて、秘書さんに論文を閲覧してもらうという方法もあります。

この意味でも、医局はやめるにしても、ある程度円満にやめたほうが、メリットは大きいのではないかと思います。(すくなくとも内部のスタッフとは)

(ちなみに)日本語論文への考え方

私は、大学院も出ているので、ある程度英語論文も読めますが得意ではありません。

・短い時間で、確実に知識を得るため
・日常診療では新しいことが正義ではないこと
・日本語になるまでにある程度フィルターにかけられること

から、日本語文献でも十分日常診療には対応可能だと考えています。

正直、このレベルも勉強していないような人が多い印象です。

②医局や周囲への不満は言わない

医局への不満を普段から垂れ流している人は医局からも目をつけられます。

目をつけられると、結局嫌がらせのような人事異動をしいられたり、普段から辞めそうなやつとして重要な仕事は与えられず、学習の機会損失を被ります。

あくまで、自分で勉強できるようになってから医局を去るべきだと思うので、医局にいる間の機会損失はなるべく避けるべきです。

また、医局への不満をよく口にすると、いざ辞めるときに条件として、不満として上げていたものを医局が改善するので残ってほしいと引き止められがちです。

私は、この手の引き留めは、ほぼ無意味だと思っています。ある個人にだけ特別を許すと他の医局員から不満が出ることは目に見えていますし、いっとき不満がなくなっても、それに満足して次の不満をいいだす上司をたくさん見てきました。

というか、その程度の覚悟ならやめないほうが幸せだと思います。

自分が医局や病院のネームに守られていたことを自覚する

中堅と言われる時期に辞める人は、このことを理解するべきです。

患者さんや開業医の先生・業者さんなどがよくしてくれたのは、あなたが〇〇病院の先生だからであり、決して有名な先生だからではありません。

自分のネームだけで、集患するにはある程度地域に根ざして年数が必要です。椅子にふん反り返っていては、まずひっくり返ります。

自分が、自分よりも若い先生にも敬語で話せないような医者であれば医局にしがみついたほうが賢明です。

もちろん、カリスマ性がある一握りの医者であれば、それでもやっていけます。

私のような普通の地味な医者であれば、自分を見つめる必要があります。

【悲報】”『職業・医者』は一生安心”の終焉

まとめ

医局を辞めるのは、思っているよりも難しいかもしれません。

実は、「いつでもやめれるんだよ」って可能性を残しているほうが自分にとっては楽な道なのです。人は可能性の中に生きているほうが楽なんです。
その上でも、辞める決意のある人は、参考にしていただけますと幸いです。

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