お仕事整形外科医です。
日本は少子高齢化社会と言われていますが、実際には少子超高齢者社会です。
高齢化社会は、「高齢人口が増えてきている状態」を指しており、既に高齢人口が増えている日本は「超高齢社会」が適当とされています。
そんな中、労働生産人口の低下・支える世代の負担増大から、定年を先延ばしし、高齢者にも働いてもらおうという動きが見られています。
一方、労働生産人口の確保・女性の社会進出の風にのり、夫婦共働きも増えています。
背景には、共働きしないと家庭を賄えないという面もあるのかもしれませんが、優秀な女性の社会進出は歓迎されるべきです。
この流れの中で今後生じてくるのではないか?と考える問題点を考察します。
脆弱になっていく家庭
核家族化が進んでいます。夫婦は共働きです。じじばばも働きにでます。
では、だれが子供を家庭で見守るのでしょうか?
私は、かなり家庭の仕事もしているので言えますが、家庭の仕事は非常に重労働であり、一筋縄ではいきません。
もちろん、「女性が家庭の仕事をしろ!」という考えもありません。夫婦でともに分かち合うべきではありますが、家庭に拘れる人が減る以上、家庭にトラブルが生じた時に一気に回らなくなるのが予見できます。
手前味噌ですが、現に私ですら子供が熱を出した時には、仕事にも支障が出ますし疲労も倍になります。
将来的にこれがさらに加速されると、家庭を負担に思う世代が、子供を増やそうと思うのだろうか?と心配になります。
もう一度、経済的自由・自立を達成するという目的を再認識する
将来自分たちの子供が働くようになる頃には、さらに人口減少から働き手の不足が懸念されます。
ロボットやAIによる作業効率の向上も考えられますが、子供たちの家庭に何かあった時、親が助けられないような状況にはなりたくありません。
何を守るか?最後は「家族」に尽きると思います。
まとめ
経済的自由・自立は、資産形成などによる不労所得もそうですが、リモート化・システム化によるサイドビジネスからの収入も含まれます。
場所を超え、自分で時間が調整可能なビジネスからの安定的な収入を確保し、大切ない人・ことのために使える時間を増やすためにも、今を頑張ろうと再認識させられます。
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