【無理】骨粗鬆症診療における説明時間が十分に取れない(最後にオチあり)

骨粗鬆症の治療は、治療のコンプライアンスが非常に重要です。

骨折しない限り骨粗鬆症自体にはなんの症状もなく、患者さんによっては治療の自己中断が見られます。

また、とりわけビス剤の内服はひとクセあり、内服方法を守れていないと効果が期待できないという難しさもあります。さらにプラリアにおいては、治療中断によって骨密度が大幅に減少するなど悪い面も露呈します。

このように、患者さんに説明しなければいけないことが非常におおい骨粗鬆症診療ですが、メインとなる整形外科外来では診療時間がながくなると、コストパフォーマンスが急激に悪くなります。






むりでしょ。
しかもご高齢のかたも多いし、本当に理解してもらうのは困難と言わざるを得ん。

まとめ
  • 整形外科の外来が混み合う理由
  • 骨粗鬆症治療はなぜ続かない?
  • 患者さんへの説明をもっと簡単にわかりやすくできない?

整形外科外来の特徴(内科との比較)

整形外科の外来は普段から混んでいるというイメージを持っている非医療者の方も多いようです。

確かに、物理療法やリハビリも行っているところの外来は常に混沌としています。

整形外科の外来が混んでいる理由として考えられるのは、

  • 特定疾患療養管理料がなく、単価が安い
  • 設備投資にお金がかかり、売上が必要
  • 診療時間に対する診療報酬上のメリットがない

くらいでしょうか?

特定疾患療養管理料は、内科外来においては売上のコアの一つになります。

しかし、実態は?というと、例えば高血圧では、食事運動などへの配慮の文章をカルテ上に1文記載し、患者さんにちらっと触れている程度でものの30秒も費やさないというところが多いと思います。

整形外科外来で、この手の管理料を算定することはむずかしく、どうしても外来単価が下がりがちです。

その割に、整形外科領域は検査機器などに対する設備投資額がかなり必要で回収のためには、それなりの売上が必要になりますから、当然外来は混み合います。

また、診療時間が長くなっても診療報酬には関わりませんから、そりゃ短い時間でたくさんの人を見るような形態にならざるを得ません。

骨粗鬆症の治療が続かない理由

これも様々な原因が考えられますが、以下のことについて触れます。

  • 骨粗鬆症自体には、普通は症状がない
  • そもそも骨粗鬆症が病気として捉えられていない
  • 啓蒙活動がない

骨粗鬆症自体には症状がなく、かつ正常な老化の範疇と捉えられている部分があります。

例えば、おばあちゃんの身長が縮んだり、姿勢が悪くなってきても、「歳のせい」で片付けられている症例を多く目にします。

同じく症状がみられにくい高血圧や糖尿病については、「将来的な脳血管疾患や心疾患を予防するために!」と治療を始めるのに、骨粗鬆症については「将来的な骨折やねたきりをふせごう!」とならないのには、お国の啓蒙活動の差があるのかもしれません。

診療時間が長くても診療報酬はあがらない

精神科疾患については診療時間によって報酬の変化はあるようですが、整形外科疾患については全くありません。

むしろ、長くなれば長くなるほど、時間的な損失が大きくなりますし、他の患者さんの満足度も下がります。

ここまで見ていただいてわかるように、診療報酬の決まり上、このような現状になるのは仕方がないとも言えます。

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