お仕事整形外科医です。
資産形成クラスターのなかには、一部ミニマリストの人たちも見受けられます。
財布から出て行くお金を減らすことで、経済的自由(不労所得が支出を上回る状態)を手に入れる近道になるというロジックですが、その典型例が三菱サラリーマンこと、穂高 唯希さんではないかと思います。
本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法
この書籍へのレビューはこちらです。
【節約】三菱サラリーマンから学ぶ節約術
自分がそこまでやっているかのチェック項目もありますので、楽しく読み込めます。
- いらないものを捨てると、本当に大切なものが見えてくる
- 資産形成を始めると、高級品への興味が失せるは、ホント(個人的には)
- 資産と負債の違いは重要
いらないものを捨てると、大切なものが見えてくる
個人的には、ミニマリストに全賛同!とは、いきませんが、「持っているものを減らす」という行為自体には、非常にメリットを感じています。
具体的には、
- 本当に大事なものが何か?を考えるきっかけになる(人生の選択の羅針盤になる)
- 不要なものに囲まれていた自分に気づくと、無駄遣いが減る
- 自分の持っているものが明確になり、似たような商品の買い物が減る
と言う点です。
ものを捨てるときには、どこまで自分にとって必要か?と考えることになります。
捨てるものが多い場合には、すでに自分が必要のないものに囲まれていること、それによって時間や空間、しいてはお金を費やされていることを意味します。
さらに、自分が持っているものが明確に把握できるようになるため、節約につながります。
私も以前は、服選びの際に「2つで迷ったら両方購入」という、わけのわからない消費行動をしていました。
また、新しい服を買ったつもりがほとんど同じような商品をもっていたりなど、自分の持っているものを把握できていないために生じる無駄使いが頻発していました。
いまでこそ、自分のクローゼットの中を把握できるようにあっていますが、当時は全くできていませんでした。
所有欲は資産形成で満たされる
株を買うと、ブランド品に興味がなくなるというのは本当です。
株を購入することは、企業そのものを購入することになりますので所有欲がそれだけで満たされます。
私の場合は、マクドナルドに行列ができていれば、「ありがとう」。
スタバに行列ができていれば「ありがとう」。
タバコ吸っている人がいれば、近づかないけど、「ありがとう」
レントゲンでPFNAをみたら、「ありがとう」
といった感じで、自分の周りでは感謝の輪が広がっています。
また、従業員さんたちにも感謝の気持ちが沸きますので、多少マクドナルドで待たされても、なにも思わなくなります。
(ちなみに、スタバは消費者としては利用していません。高いので。。。)
資産と負債の違い
時々、自宅や自家用車が資産だとおっしゃる方がおられます。
リセールバリュー、つまり売却を意識した買い物という意味では、多少の資産としての考え方(?)もあるのかもしれませんが、両方とも負債でしかありません。
そもそも、生活にとって必需であり、売ることは考えにくいと思います。
また、よっぽど目利き、運も味方しないと購入価格よりも高額で販売することは難しいと思います。
資産はあくまで、自分のポケットにお金を定期的に入れてくれるものでないといけません。
お金を奪っていくものは負債です。
自宅や自家用車が資産というのは、セールスマンの常套句ですのでくれぐれも気をつけてください。
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