お仕事整形外科医です。
先日、Amzonレビューをつけていただき、ありがたいお言葉をいただきました。
現状はアンチコメントではありませんが、今後目立ってくるとアンチコメントも着き始めるのかな。。と心配しています。
レビュー内容は、私の本をしっかり読んでくださった評価であり「星4つ!!」をいただいていました!
骨折術前計画の重要性
骨折の術前計画は、非常に大切です。
元骨折治療学会理事長の澤口先生は、様々な場所で骨折の術前計画の意義・それが甘かったために生じたfailure症例の検討をご講演されておられます。
以前、聞いた講演では、「術前の計画でほぼ結果が出ており、術中はだるまの片目に黒目を入れるだけの状態にする」とお話しされておられました。(詳細は若干違うと思います)
私も、骨折の手術は計画が8〜9割ではないかと、かんがえています。
10割としなかったのは、一緒に入ってくださる先生方への配慮(あまり計画を立てられない先生もおられますので)と、術中の想定外トラブルから学ぶことの重要性を感じているからです。
実は、手術中に学ぶべきことは、
- 術前に何を想定できなかったか?
- 想定外トラブルに対するシューティング方法
- 実際の目視・経験・感覚
これらを学ぶことで、1例から得られる情報量・勉強量は爆発的に増加し、成長が加速度的に早くなります。
術前計画はあまり教えてもらえない
これほどまでに重要視されるにもかかわらず、「骨折術前計画」は系統だって教えてもらうことがあまりありません。
理由は、その「バライティの多さ」にあると思います。
系統立てて教えるには、ある程度決まった型があるとやりやすのですが、骨折は年齢・背景・骨折型・軟部状態・合併損傷などその組み合わせが非常に多く、なかなか系統立てて教育することが難しくなっています。
なので、実名+実体本(ペーパーベースの本)では、かなりの時間とコストがかかります。(実際暗礁に乗り上げている案件を知っています)
電子媒体は、後から修正がいくらでもききますし、匿名でやることで発刊の敷居はぐっと下がります。
術前計画についても詳細に掘り下げると、かなり細かくなりすぎる傾向がありこれが、「読みにくさ」の原因となります
まとめ
今回は、レビュー一件ついただけで小躍りするキモいやつをご紹介しました。
電子媒体によるセルフ出版は本当にオススメです。
自己の成長につながりますし、お金にもなります!
興味のある方は是非。
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