【考察】投資心理をアドラーの心理学から考えてみる

お仕事整形外科医です。


アドラーの心理学は、以前読んだ図書「嫌われる勇気」で勉強したのみの薄い知識ですが、非常に感銘を受ける内容でした。


以下は本を読んでの、私なりの解釈になりますが、

  • 承認欲求は否定
  • 人の期待に応えるための人生を歩まない
  • 個人として自立するには、世界の中心から降りること
など、理解まで時間がかかる内容でしたが、わかれば腹に落ちるものばかりでした。

下記の本は非常に良書であり、会話形式でわかりやすく書かれています。(とはいえ、海外の本に特有のまどろっこしさはあります)


嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

承認欲求を否定するなんて、近年流行りのSNSの「いいね」を欲しがる人間からすると、真っ向から否定されるような内容です。


このように、アドラーの心理学自体は歴史があるものですが、現代にも通じる部分が多数あります。






投資心理とアドラーの心理学

投資は、過去のデータに基づく様々な著書でS&P500に連動したETFを購入し長期保有することが最も、理にかなっていると言われています。


それにもかかわらず、多くの人が短期売買を繰り返したり、私も含めて個別銘柄にぶっ込むのは、「自分ならば、もっと良いリターンを得られるはず!」という、自己中心性がその行動をおこさせているとも、考えられます。


もちろん、経済は不確実なものであるため、過去のデータが必ずしも未来につながる保障はありません。


ですが、多くのブロガーや個人投資家がS&P500に勝てない現実をみると、やはり「世界の中心から降りること」が必要なのかな?と私も含めて感じてしまいます。

まとめ

とはいいつつ、「投資を楽しみたい」・「夢を見たい」というのは、続ける上でのモチベーションにつながります。


最も良いリターンでなくても、自分のスタイルにあった投資手法を見つけ、自分がそれに納得していることが最も大切なことなのかもしれません。








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