今日は、投資から見た精神論のお話をします。
実はビジネスや投資は、自己啓発本と並べられるほどお互いに関係を持っています。
ビジネス書の中には、ほぼ自己啓発ではないの?という本もたくさあり、人生において参考になる知識が散見されることも多く存在します。
今日は、バフェット太郎先生の投資戦略とアドラーの心理学を比べてみたいと思います。
バカでも稼げる 「米国株」高配当投資
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
世界の中心から降りること
人間は、生まれてすぐは一人で生きることはできません。母親や、それに準じる人たちの助けを借りて生きていきます。
つまり、世界の中心にいるわけです。
しかし、自立するということはアドラーの心理学では、『世の中の中心から降りること』であるとされています。
自己を中心において世の中を見るのではなく、他の人のためにどのような貢献ができるかという、他者への貢献感こそが、人間の幸せであるとしています。
一方、投資においては、「自分だけは違う」。自分はS&P500よりもいい実績ができると過信することが、大損をする原因と言われています。
つまり、これまた、『世界の中心から降りること』、『唯一無二の自分からおりること』です。
短期投資で稼ぐ人は、ある程度います。しかし、それはじゃんけんで勝ち続けるような運が必要で、もっと安全に投資をしていくには、一般的に安全に少しずつ資産を増やせる手段としての「長期・分散・大型株への投資」という方法を取っていくべきです。
他人の目を気にして生きることをやめる
この考えからも、アドラーには存在します。
これは、承認欲求からくるものです。他者から認められたいと願いすぎると、「他者の期待に答える私」を形成しようとします。
- 自分の問題と、他者の問題を分離すること
- 他者の評価は自分にはコントロールできないと理解すること(コントロールしようとすることが利己的考え)
- 自分のことを気にしているのは、自分だけだと理解すること
- やる気のない人間(さぼり)
- 詐欺に引っかかった人
- 社会貢献していない人
人がどうか?ということは、関係ありません。
自分がどう考え、行動するか?のほうが大切であることはあきらかです。
(しかし、実行には勇気がいることは確かです。)
また、投資の世界では、いろんな人がいろんなことを言ってきます。
情報があふれた中で、いかに自分を見失わずに行動できるか?も精神論としては人生に通じる大切なテーマであると考えています。
まとめ
投資を通じて、人生を学ぶことがあるとは、私も知る前は思ってもいませんでした。
いまでは、この世界を通じて知り得た人(出会い)・情報に大変感謝しています。
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