高齢になったころに、働きたくないんです

私は、個人的な理由から、いいところで仕事のリタイヤを目指しています。(とはいえ、まだ先ですが・・。)

しかし、日本は超高齢社会となり、働き手世代を引き上げて、生産年齢人口維持しないと税収が回らなくなるような状況に陥っており(これが事実かどうかはさておき、、)、65歳以上、下手すると75歳くらいまで働いてちょーだいという雰囲気を匂わせています。

しかし、個人的には、高齢になってまで働きたくはないと考えています。

家族のための時間を確保する必要

私の中で最も大切なもののなかに、家族と時間があります。

これは、当たり前と思われるかもしれませんが、医師になりたてのころは、かなり忙しく、落ち着いて自分の中での優先順位がつけられないほどの時間のなさでした。

子供ができるというきっかけを得て、最も大切なものは何かを考えるようになり、たどり着いた答えです。

近年、核家族化が進み祖父祖母と一緒に暮らさない家庭が増えました。一方で、働き手世代の人間の確保のためにも、高齢になる祖父母や育児中の女性にも、社会に出て働こうという風潮が色濃く見られます。

もちろん、女性が社会に出ること自体は、賛成であり夫婦は家庭のことを可能な限り(性別の問題で超えられない壁は中にはありますが・・(授乳など)。)分けるべきだと思います。 しかし、高齢の祖父母まで働きにでていると、なにか家庭の中でいつもと違うこと(例えば、子供が大きな怪我をして入院するなど)が生じると、とたんに家庭としての機能が回らなくなることに気がつくと思います。

「子は宝」と言いながらも、出産・育児にはまだまだ社会の理解は乏しく、男性の産休・育休が取りやすいとは到底思えません。

また、その間の収入の減少、キャリアの遅れも担保されません。

そんななか、私は子供が親になるときに助けてあげられる時間と経済的自由を持った親になりたいと思っています。

時間を買うという感覚

経済的自由という言葉は、最近よく聞かれますが、その目的は多様です。

投資の世界はその価値が上がったり下がったりするものですが、「時間を買った」と思えば、多少価値が下がろうが問題になりません。

長期投資がいいと言われながらも、暴落したときに投げ売りされる株式は、そのリスク許容度の低さに問題があるためです。

医師という、不況にも強く安定した収入が見込める仕事であるメリットを最大限に生かし、自分の余裕の中で形成する資産である以上、短期的な暴落に踊らされることなく運用を継続できそうです。

まとめ

時間は、なにものにも変えることができない大切なモノです。

それをお金に支配されないためにも、今日を未来につなげていくことができればと考えています。


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