しばらく調整局面をむかえていたアメリカの株式市場ですが、やっと反発してきました。
しかし、今回の反発はコロナショック後を牽引してきたハイテク株含むグロース株は暴落し、バリュー株がやっと上がってきています。
もともと配当金狙いの投資家に人気のあったSPYDは、コロナショック後にゴミクズのように扱われていましたがここにきてコロナショック前の水準に株価を戻しています。
行きなさい!SPYD!
— しん@アラフォー投資ビギナー (@hu_40) March 8, 2021
誰かの為じゃない!
あなた自身の願いの為に! pic.twitter.com/N6IdOaaZIq
SPYDの株価
かなり長い時間がかかりましたが、最近やっとコロナショック前の水準にまで株価を戻しました。
この間、SPYDは多くの投資ブロガーからクソ・ゴミ扱いされてきました。
確かにSPYDの株価の戻りは、ハイテク株と比較するとかなり遅く、長い時間待たされました。
アメリカは、かなり早期から給付金を配り、マネーサプライを膨張させアメリカ全体を網羅するようなETFである、VTIやVOOはかなり早期(2020/8ごろ)にコロナショック前の水準に株価を戻していたにもかかわらず、です。
SPYDを構成している銘柄は、もともと株価自体が上がりにくく含み益を出しにくい銘柄での構成になっています。
おなじく高配当銘柄を含むETFであるVYMを構成しているような、個別銘柄も保有しているとわかりますが、高配当銘柄はどれも、コロナショック後苦戦していました。
コレを、チャンスと捉えるか、ピンチと捉えるかの違いです。
そもそも、株価が上がりにくい銘柄構成なのだから、コロナショック後の戻りが悪いのは当然と考えれた人は、このタミングでリスクをとり買い向かいました。
コロナショックを経験した雑感
今回、投資を初めて初めて暴落を経験しましたが、いくつか学びがありました。
- レバレッジをかけている人は強制退場になりうる
- 経済的ダメージを減らそうとするために、政府や中央銀行はかなり早急に対処する
- バリュー株は戻りがゆっくり
まず、レバレッジをかけている人は、暴落すると証拠金を見せることができなければ強制的に利益確定、つまり、暴落時には強制的に損失確定となります。
コレも全く知らない生粋の、現物主義だったわけですが、今回コロナショック中に退場していく人たちを見てその怖さを知りました。
次に、コレまでの暴落よりも早急な対処のおかげで市場全体の株価水準はかなり迅速に戻っていたように感じます。
なので、グロース株への投資を考えるとショックが起きて早急に買い向かう必要があるように感じました。
しかし、私は投資の才能がありませんので、このタイミングで市場全体を購入するようなETF購入をもう少し進めておけばよかったと思っています。
一方、先程もお伝えしたようにバリュー株は戻りがゆっくりであるため、ショック後早急に買い向かう必要はなく、むしろ資金を確保しながら、ゆっくり買い進めてもよかったのではないかと思います。
寝て待て。忘れろ。
このショックの中で、「ハイテク株が熱いらしい!」「高配当株は捨てろ!」と動いた人の中には、ハイテク果部バブルの後半で掴んだ人もいたようです。
やはり株式投資は、ジタバタせずにじっくり待つ、そもそも精神的にまいりたくない私のようなビビリは安全安心な株式に投資しあとはアホになって忘れていれば大損しないのかもしれません。
今回は、かなりアホになれましたので資産も増えましたし、いい経験にもなりました。
また、バーゲンセールがやってくる日を楽しみにしています。
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