個人の発言にいちいち反応しないようにはしていたのですが、元厚生労働大臣のご発言に私もネット民含めては驚きを隠せません。
https://twitter.com/JobOrthop/status/1409706994760519682
「この人が上司じゃなくてよかった」という声もあるそうです。
日本の労働環境が良くなってこない理由もわかる
俺がそうだったから、これが常識問題
医療界でも、よく聞かれる文言ですが、「私の時代はこうだったから、君たちも少しは・・・。」という発言は、変化について来れていない人間が使う常套句です。
残念ながら、周囲からも冷めた目で見られますし、個人の情報発信が手軽になった現代ではなおさらです。
今回の一連のご発言も、「自分はこうだから、信じられない」という流れですが、ネット民は完全に引いています。
だって、人工股関節置換術だもん
都知事時代、私は全身麻酔で股関節を切除し、人工関節に置換する手術を受けたが、手術の翌日からパソコンで病室から指示を出すなど公務を行い、また広い病室に会議スペースを作り、都の幹部を毎日集めて会議をした。リモートでも大半の公務はできる。小池都知事の動きは、私には理解不能である。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) June 28, 2021
「キリ」って感じですが、人工股関節置換術では多くの場合、翌日から立位訓練がはじまるくらいの早期にリカバリーされてきます。
そもそも、相手の状況も知らずに、自分の病気を例にあげて相手を批判するとか、元厚生労働大臣がどうとかの前にあってはならないことだと思いますし、ご本人も週末の足伸ばし入浴は、「人工股関節置換術後のため」といったような、病気を気遣って欲しいという旨のご発言をされていたような気がします。
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