最新号のJOSKASに興味深い論文がふたつありましたのでご紹介します。
完全に自分の興味なのですが、ウインタースポーツについてのネタです。
引用文献
最近のスキー外傷における膝関節外傷の特徴 JOSKAS Vol46: 210-211 ;2021
ウインタースポーツのヘルメット装着率Vol46: 212-213 ;2021
ウインタースポーツのヘルメット装着率Vol46: 212-213 ;2021
スキーネタwww
興味のあるものに食いつくのは性。
スキー外傷の特徴について
スキー歴が30年以上になると、ジジくさいですがその歴史も語れるようになってきますwwww。
私が、スキーを始めた頃は、身長+20cmのまっすぐな板がトレンディと言われていました。
言い方がもはや古い
そのため怪我をする部位にも変化が生じており、過去の報告を中心に紐解くと、足関節周囲のスポーツ外傷が多いように記載がありますが、近年は膝周囲の外傷が増加しています。
これは、かつては足関節部分を捻る動作によってズレを活かしたターンを中心に行っていたのが、膝や腰の捻りも用いた運動に変革しているためと考えられます。
一方で、こちらは報告の中でも触れられていますが、スキーブーツの性能は向上と、ビンディングの安全性の向上は足関節の外傷を減らしている要因と考えられます。
また、スキー板も回転半径がかなり小さいものの場合、自分がイメージするよりも板が勝手に回ってしまう事象がおきるため、膝のひねりが想像以上に大きく負担をかけてしまうことがあります。
ヘルメット着用率
ウインタースポーツにおけるヘルメット着用は、ここ10年前後で日本でも急速に伸びているように感じます。
一昔前のドラマを見ても、誰もヘルメットなんてしている人はいませんが、こちらもウインタースポーツ全体の変化によって、トレンドは変化しています。
大きな変化としてはやはりカービング系の板の増加によるゲレンデ内の滑走スピードの上昇です。
ずらしと比較するとカービングは圧倒的に高速でターンします。
一方で、技術が未成熟なスキーヤー・スノーボーダーにおいては、ほぼ凶器(狂気?)と化しています。
今回引用した報告によると、やはり日本ではまだまだ装着率が低い。長野県でも5割くらい。スノーボーダーの方が低いという結果でした。
大人が装着して、子供の着用率をあげよう
自転車においてもそうですが、ひと昔前と比べると、こどものヘルメットの装着率は向上しており今となっては装着していない子の方がやや不自然に見えることがあります。
スキーやスノーボードは親がやっているから子供が始めるというきっかけが非常に多いように感じますので、大人が装着して当たり前にすることで子供の装着率をあげるというのは、理にかなった方法です。
ちなみにですが、私は下記のヘルメットを使用しています。
みんな、このURLを踏んでヘルメットをかうのだぁぁぁぁぁ
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