「お金に縛られたくない!」とは、誰もが考えるものですが、縛られなくなるにはある程度の勉強が必要です。
資産・お金・税金・時間などなど、お金にまつわる勉強はさまざまです。
人によって価値観や環境も異なるためその必要量にも差があります。
- インフルエンサーとは適度な距離感が重要
- お金に縛られたくないけど、結果縛られている人
- お金だけが幸せの尺度ではないけど、お金も大事
インフルエンサーとの距離感
SNSでは、極端な意見や生き方をしている人が多くの注目を集めます。
これは、賛成も反対も含めてたくさんの意見や感情を集めやすいためで、少し考えれば普通の人が日常をSNSにあげても誰も面白くないから当然のことです。
しかし、インフルエンサーの考え方や生き方はかなり端っこを攻めるような尖ったものです。
毎日SNSをみていると、これが当然、現代における新しい生き方のように思えてきますが、リアルワールドで周囲を見渡すと実はそうでもないことがわかります。
実際に、かれらは天才的な頭脳だったり、高い瞬発力を備えた行動力や判断力を持ち合わせていることが多く、私のような凡人が0から100まで真似すると大火傷します。
お金に縛られたくない感情の行き着く先
お金に縛られない生き方は素晴らしいと思います。
経済的自由を獲得し、不労所得が支出を上回った時、人は本当に好きなことだけをしていきていくことができると思います。
しかし、お金に縛られたくない凡人が、たまにミスをしているように見えてしまうことがあります。
- 目的と手段を取り違えてる
- 将来のために今を犠牲にしすぎている
- 結果、お金はあるけど、幸せがない
お金を得ることは、何かを達成するための手段であり、それが目的ではないはずです。(よほど数字が並んでいるのが好きな人であれば別ですが・・。)
しかし、それを達成するためだけに全力を使いすぎて、エクセルとにらめこしたり、キャリアを全振りしたり、家族を含めた周囲に過度の我慢をさせたり・・。
これでは、逆にお金に縛られていると感じざるをえません。
株主優待で有名な桐谷さんのコメントが以下です。
私、独身でひとりぼっちですから。これがもし私と同い年で、女房がいて子どもが2人くらいいれば、孫もいるかもしれないし、小さな家でもありましたらね、もうそれだけで、私の持ってる株の資産よりも、精神的、人間的には豊かだと思いますね。
— 桐谷広人(桐谷さん) (@kiritani1015_49) November 28, 2020
自分の生き方は、自分が選択する
インフルエンサーは、煽ってきます。周囲の取り巻きもそれを支持します。
しかし、本当に自分の環境、考え方にとってそれが最適解とは限りません。
彼らがいう近道からは、多少遠回りしても自分の幸せを掴むためにはなんら問題はありません。しかも、今が最高なインフルエンサーは将来桐谷さんのように、物思う日が来るかもしれないのです。
お金に縛られたくないという目的のために、お金のことだけを気にして縛られている人間にはなるべきではありません。
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