お仕事整形外科医です。
先日、ドコモ講座からの不正アクセス事件により、銀行について注目が集まりました。
そもそも、銀行は、「お金を預ける場所」として利用している方が多いと思いますが、多くの勤務医にとってはこの目的だけを果たすのであれば、ネットバンクの方が完全に有利です。
セキュリティはどうなん?
知らないことが恐怖につながるのは、様々な場面で見られるよな・・。
- 勤務医が個人的に使用する口座ならネットバンクで十分
- 手数料安い・手続き簡単
- ネットを利用した株式投資を考えたい人の、練習になる
普通の勤務医が使うならネットバンク一択
勤務医が使うならという、前置きが気になる処ですが説明していきます。
ネットバンクのメリットは、
- 手続き簡単
- 手数料安い(下手したら無料)
- 資金の確認がしやすい
など、他にも多く挙げられます。
一方、デメリットとしてよく言われる(個人的にはそこまで思っていませんが)ことは、
- 相手の顔が見えなくて不安
- セキュリティ面の不安
- 借入時の不安
です。
まず、メリットから。
ネットバンクのメリット
手続きが簡単
手続きの簡単さは、圧倒的です。
口座開設時の個人情報の確認は、web上に書類をアップロードするだけで、窓口に行く必要がありません。
銀行の窓口が空いている時間は勤務医にとっては、勤務時間とかぶることがほとんどであるため、窓口に行く必要がないと言うだけで非常に時短になります。
もちろん、この時点で個人情報が・・セキュリティが・・。と考えられる人は、そこまでだと思います。
しかし、これは完全に個人の感想ですが、現代において個人情報は、どれだけ守ろうとしてもダダ漏れと考えた方がいいように感じます。
個人の電話に知らないマンション屋から電話がかかってきている時点で、いろいろ漏れてるし、その手の業者には共有されていると考えられます。
こうなったら、自分が守るべきセキュリティ(暗証番号など)は死守するけど、それ以外は、怯えてばかりいて小さくなっているのではなく、むしろ積極的に便利なサービスを使って行く方がいいと思います。
手数料が安い
次に、手数料の問題ですがおもに、個人が使用する場合にはATMの出金、銀行間の送金・振り込み手数料かと思います。これらの手数料も、たかが数百円と思われるかもしれませんが、例えば月に手数料だけで700円くらい払っていると年間で8400円になります。
また、手数無料を経験してしまうと、自分のお金を引き出したり、送ったりするだけでお金が発生することがばかばかしくなります。
ネットバンクも預金残高に応じて、月々の手数料無料回数が違うなど、それぞれ個性があります。
資金の管理が楽
地方銀行やメガバンクも、ネットでの預金口座残高確認や、通帳閲覧が可能になってきていますが、圧倒的にネット銀行の方が楽ですし、インターフェイスも優れています。
ネットバンクのデメリット(?)に記載されているセキュリティ面も、地方銀行やメガバンクも結局ネットで操作可能なのであれば、ネットバンクと大して変わらないのではないか?とも思いますし、そもそもドコモ口座の件もそうですが、地方銀行やメガバンクも同様のリスクにさらされていると言えます。
また、ネットバンクは、通常と違うところからアクセスがあった場合には、2段階認証を求めたり、メールで通知が入るなど地方銀行やメガバンクが構築したネットバンキングサービスよりも優れている面がたくさんあります。
ネットバンクのデメリット(一般的に言われること)
相手の顔が見えなくて不安
そうでしょうか?
そもそも銀行員がみんな安心とも言えません。
銀行は、各種手数料・お金を貸した金利の他に、保険や金融商品(投資信託)の売買などで稼いでいます。
その中には、顧客のことなどかけらも考えていないような商品も含まれています。
メガバンク・地方銀行のいずれでも見られる光景ですが、預金残高がある程度おおくなると、この手の金融商品の勧誘が増えてきます。
つまり、顧客情報を利用して、勧誘していると言えます。
ネットバンクはこの手の勧誘もなく、むしろ気楽です。
顔が見えないことくらいは、すぐ慣れます。
セキュリティ面の不安
メリットの資金の管理が楽という部分でも触れましたが、セキュリティ面は、「ネットの不安」ということであれば、顧客のニーズや利便性もあり、メガバンクも地方銀行もネットバンキングサービスを行っていますので、さほど変わらないとおもいます。
むしろ、ネット事業に特化している、ネットバンクに軍配が上がるくらいです。
先ほども述べましたが、個人情報はネットをしなくても漏れます。
本当に大事な部分の情報をしっかりとガードして、他はある程度漏れるリスクがあっても、利便性をとるという選択肢もありだと思います。(それを恐れだすと、LINEの使用もできなくなるなど、現代社会では不便でなりません)
借入時の不安
銀行の大きな機能に借入があります。
たしかに、これまでほとんど実績のない個人が事業を大きく展開するときに借入を申し込む場合は地方銀行に強みがあります。
メガバンクやネットバンクは一般的に、地方銀行よりも融資の審査が厳しいといわれているためです。
しかし、前提条件として書いた、一般的な勤務医であれば大型融資を引くことがないのであればこの手の不安もありません。
一般的な勤務医が唯一借入するかも?とおもわれる、「ふらっと35」などの政府系の住宅ローンは正直どこで借りても差がないと言われていますのでネットバンクでいいとおもいます。(この情報は、私の経験外ですので、借入時はご自身で調査してください)
田舎の人間の場合
田舎暮らしの場合、メガバンクの中には支店がないものもあります。
そうなると、余計にネットバンクが便利になるのですが、唯一地方銀行にお世話にならなくてはいけない部分があります。
それは、一部の公共料金や教育費・税金の支払い・引き落としにメガバンクやネット銀行が非対応となっており場合があることです。
この場合、地元の銀行を選択せざるを得ない場合があります。
なので、私は、住宅ローンと合わせて、地方銀行の口座も利用し、一部の給料の振込先を指定しています。
ネットバンクのもう一つのメリット
ネットバンクを始めると、お金をネット上でやり取りすることに抵抗が減ります。
すると、ネット証券の利用にも抵抗が減っていきます。
そもそも、この記事のはじめに紹介した住信sbiネット銀行と楽天銀行は、それぞれsbi証券と楽天証券への紐付けが非常にスムースにできていますから、これから株式投資をネットではじめたいけど、なんか怖いという人にとっては、初めの一歩になり得ると思います。
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