お仕事整形外科医です。
遅ればせながら、逃げ恥新春スペシャルをみました。
今回も社会のさまざまな問題を浮き彫りに・コミカルに描いたなようでした。
LGBT、夫婦別姓、妊娠、産休・育休(男性も)などなど。日本の変化しない社会や文化を学びながら楽しませてもらいました。
なにより、相変わらずは新垣結衣さんの可愛さにキュンキュンです。
さて、私はといいますと、タイトルの如く、大学に所属していた頃は結婚・妊娠・出産全てを隠していました。
正確には、一部の人にしか話をせずに、それ以外はひた隠しとう状態でした。
現在は、職場にも周囲にも話しています。
- 話せる雰囲気ではないブラック風潮
- 自分にも責任はあった
- 社会からは、100週遅れな医学界隈
なぜ、ひた隠しにしていた?
もともとは、結婚についても話すつもりでいました。
しかし、プロフィールにもあるように、大学に所属して早期にイジメにあい完全にココロを閉ざしてしまいます。
振り返るとイキっていた自分にも責任はあると思いますが、それでも、当時から、医局員から、なにをされるかわからないという不安感がありました。
また、結婚すると、妻が医局での行事に巻き込まれるという問題点もありました。これも、詳細は書きませんがかなりの時代錯誤なもので私からすれば鳥肌ものでした。
ですので、結婚自体をひた隠しにし過ごす決断をしたのです。
こうなると、子供ができても、出産しても周囲に隠して生活するしかありませんでした。
しかし、隠すということは、周囲にバレないように仕事をする必要がありますし、プレイベートでも隠し続けないといけないという負担がありました。
妻からも結婚・出産を全て隠さなくてはいけないのを不振がられますし、なにより妻や子供が社会から認められていないような不憫な思いをさせてしまうという後ろめたさがありました。
でも、それでも、隠している方がマシなくらいに怖かったのです。
今は、周囲に話している
そんな私ですが、現在は周囲にしっかり話ししています、
幸いにも、日本では仕事を自由に選択できます。(なる能力があるかないかは別として)
自分で医局をやめ、自分で就職先を探し、毎日のように妻子供と夕ご飯をたべ、子供と風呂に入り、みんなで寝るというごく普通の生活をしています。
我慢の時期があったからできることかもしれませんが、今が辛くても、自分で道を切り開くこともできることは心にとめておいた方がいいように感じます。
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