アムジェン【AMGN】は、医療系バイオ株銘柄です。
整形外科医としては、”プラリア”や”イベ二ティ”が有名どころです。
本年度、日本でもイベニティが発売された当時は、株価も170ドル前後とお求めやすかったのですが、全体的な株価上昇に引っ張られて、目下230ドルまで上昇。
高値更新状態です。
ヘルスケアセクターの2極化
同じヘルスケアセクターといえ、バイオ関連銘柄は好景気の波に乗りやすく、GAFAのようなハイテクセクターに似た動きをします。
対して、いわゆる狭義のヘルスセクターの代表格であるファイザーやジョンソンアンドジョンソンは、ある程度値上がりはするものの、爆上がりはせず、不況時にも顕著にキャッシュを積み上げてくれる銘柄です。
今後、先進国の高齢化が進むにつれて、安定的なキャッシュフローを積み上げていくとも考えられますが、特許切れ問題や開発費用がかかるという問題を内在しています。
とはいえ、製薬会社も何もしていないわけではなく、新薬開発や後発医薬品企業買収など積極的に対策を講じています。
イベニティとプラリアのよさ
いずれも、骨粗鬆症治療薬としての位置付けです。
骨粗鬆症患者数は、まだまだ潜在数が非常に多いと考えられており、今後も治療薬の必要性は右肩上がりです。
とくに、バイオ製剤としてのこの2剤は、
- 投与間隔が長い
- 腎障害の人にも使いやすい
- 皮下注射と投与経路が簡便
という、医療者側からも患者さん側からも使いやすい、薬となっています。
230ドル、高値更新という部分を含めると、いま手を出す気にはなかなかなれませんが、将来的に手に入れたいと思っている銘柄です。
まとめ
この好景気がいつまで続くかはわかりませんが、好景気なら好景気で、買えない!と文句を言っています。
出し抜くことはできないとはいっても、高いですね。
もうすこし経過をみてから買いに行きたいと思います。
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