「幸せになる勇気」は、「嫌われる勇気」の続編として書かれた一冊です。
絶対に、「嫌われる勇気」を先に読むべきです!!
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
内容は、前回の続きですが、新しい発見もありますし
それ、先に言ってよ!!って内容も入っています。
早速チェックしていきます!!
幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII
内容は、引用ではないので注意してください。
内容と感想
内容
教育とは介入ではなく、自立への援助。教育者が、教え子を尊敬することが大切。
医局にいると、どうして何度も同じこと言わせるんや!
お前のことが理解できない!!って後輩に巡り合うこともあります。
そんな時に、これを思い出してください。教育者の姿勢について書かれています。
よく、いつも同じことばかり怒っている!と言う人を見ますが、それは相手にとって効果のない教育を続けている、教育者のせいでもあるのです。教え子を尊敬(ここでの尊敬とは、その人がその人らしく成長発展していけるように気遣うこと)する必要があります。
私の説明だけでは、「そんなの理想論」と片付けてしまいそうですが、本書を読むと納得できますので是非読んでください!
また、親として子供に教育するときの、問題行動の5段階というのも非常に興味が出る内容です。
内容
強制しても、得られないものは、愛と勇気
アンパンマンのやなせたかし先生は、アドラーを知っていたのか?と思うくらいの内容です。確かに、無理やり恐怖で支配できてもそこに愛と尊敬はありません。
内容
愛は落ちるような受動的なものではなく、築くもの
愛することのむずかしさを説明しています。
教育では、一人で何かをなし得ることt、複数人で何かをなし得ることは習うことが多いですが、2人で何かをやることを教えてもらう機会は少ない。
愛することは、愛されることよりも難しい課題である。。深いですね
内容
誰かを愛することは、愛すると決意し決断し、約束すること
運命の下僕になるのではなく、主人になる。運命と言えるだけの関係を築く。
それがむずかしいのよねぇ。
内容
人間は生まれてすぐは弱さゆえに、世界の中心にいる。自活できないため、世界の中心に君臨せざるを得ない。この存在からスタートするが、いつか自己中心性から脱却することが自立
自立とは世界の中心から降りること。人を愛し続けることの難しさを説明しています。
まとめ
教育・愛・運命に至るまで幅広く説明されています。
きっと、たくさんの悩みを抱えた人の支えになるのではないでしょうか?
実際の生活に応用し続けることは難しさもあると思います。
日々、修行なのかなって感じです。
幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII
読書 嫌われる勇気
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