【家作り】新築戸建てをおったてた雑感 どれくらいのお金をかけていいの?

私は、数年前に新築戸建てをおったてました。

子供が大きくなるについて、賃貸では手狭になってきたこと、ある程度医師になってからの学年を重ね、それほど遠くまでの転勤は起きないと判断できたためです。(これは医局を離れてからなので、異動がないと判断しました)

戸建てvs賃貸の議論、戸建てのなかでも新築vs中古の議論があります。

先にお伝えすると、私は、「個人の背景が違うのだから、みなさんの好きにしたらいい」と思っている人です。

決して賃貸をdisることもありません。

しかし、一点。戸建てをdisる人のなかに、資産形成において不利だからという理由を言われるかたがおられます。

ですが、家を買う買わないは資産形成という一点のみで決めるべきではありません。

また、100億あっても借家にするのか?と聞きたいです。

人によっては、家族構成や人生設計で借家という方もおられるかもしれませんが、中には貧しいから戸建てを諦めているだけであって、金があるなら戸建てが好きという人が含まれています。

ま、この話はどっちでもいいんです
今日は、おっ建てた感想を言いたいんだよな。

まとめ
  • 理想に対して現実に建てる場合の3つのパターン
  • ローンに対する考え方(どのくらいまで借りるか?)
  • 絶対に後悔しない家づくりなんてない



理想の家と3つの現実

注文住宅の場合、事前にどんな家にするか悩まれる方も多いと思います。

自由であるが故に、全てを自分で決めることもできます。

外壁、内装、水回り・キッチンの装備、照明、カーテン、床などなど

正直、最後の方はめんどくさいです。

家を作る前はかなり意気込んで、あれとこれはこだわりたいって考えるのですが・・・。

事前に理想を積んでいる人のその後には3つのパターンがあると思います。

  1. 妥協せずに理想通りの家を建てる人
  2. 勧められて、さらにハイスペックになっていく人
  3. 値段にビビって、妥協していく人

①の人は、程度によると思いますが、強い信念を持った人だと思います。

私の場合は③で、床暖房やアホみたいに広い風呂、庭に川通したい!などの理想がありましたが、全く歯が立たずやめました。

職業が医者であるが故かもしれませんが、「普通とは違う家にしたいな」っていう気持ちがまがいなりにもありましたが、全くダメでした。

おそらく、自分の将来にわたる金銭を住宅に全振りすれば理想の家は建てられたかもしれませんが自分の人生の選択肢を狭める可能性があります。

青天井の住宅購入は、建てようと思えば、田舎でも1億超えの家も建てれますし、銀行からの融資も医者という肩書きを利用すれば引けると思いますが思いととどまりました。

一番やっかいなのが②の人だと思います。

「一生で一回の買い物」と言われて、対してさも感じられない、1年を通してそれほど使わないものに高いお金を払うことは非常にもったいないです。

確かに、住宅はおいそれと買い直すものではありませんが、生涯に2回は建てれるくらいの余裕を持っておくことが重要だと考えます。

理由は、
  • 生涯に1回と考えると決められないし、どうしても高額になっていく
  • 賃貸派のいう、移動できなくなるリスクに「対応できるし」って顔ができる
  • 家庭をもっていると、将来は不要になる部屋がたくさんできる

「一生に一度」のフレーズは、結婚式や新婚旅行でも聞かれるパワーワードです。

確かに、重要なことだと思いますが、必要十分を考慮する上で、その結界を壊すワードとも言えます。

また、2回くらい建てる余裕をもっているtローン返済にも余裕が生まれ、自由が残ります。

さらに、家庭があり、子供がいると将来不要になる部屋が沢山できるため、家のスペックを持て余す可能性が高くなります。

そんな時に資金的な余裕があると、マンションを購入して移り住むなりの選択肢ができます。

ローンはどれくらい引いていいの?

この質問は住宅メーカーや銀行にするべきではありません。

彼らは、高いもの売りたいし、なるべく金を貸したいからです。

「銀行の審査が通るなら借りてもいい」って話も聞きますが、医師は返済が滞りにくい非常に有用なカモなため、かなりの額の借入が可能です。

ですが、住宅購入は完全な負債に対しての借入であるため、言われるがまま借りてると、ソッコーで銀行の働きアリになります。

また、金をうみださないものに対する借入が多くなると、人生の選択肢もかなり狭くなります。

お金のために、働かなくてはいけなくなる時間が増えますし、仕事の内容も限定されてくる可能性もあります。

今と同じパフォーマンスを将来何十年に渡ってださるのかもわかりませんし、お勧めできません。

もう一点、税引前の給料で返済計画を建てることは絶対にやめましょう。

これだけは絶対にやっては行けません。

ある一定額を超えると税金は40%から50%近くかかってきます。

同じ額稼ぐにも2倍近い時間と労力をかけないと手元にお金が残らない計算になりますから、絶対にやめた方がいいです。

後悔しない家作りはない

絶対にないと思います。

家族構成やライフステージがかわると求められるものがかわりますから、後悔しないことなんて絶対にありえません。

未来がわかる人間なんていないのですから、当然です。

ですが、「ま、あの時こう考えたし」とか、「まだ、資金に余裕があるから、なんならリフォームするし」っていう切り替えができるかどうか?だとおもいます。

私は、この辺も含めはじめからフルスペックにする必要はないと考えました。

例えば、玄関の扉についてですが、指紋認証やスマホで開ける玄関鍵も勧められましたが、不要と判断しました。

  • 賃貸の人向けの後付けデバイスはかなり充実している
  • 壊れた時に扉ごと交換しないといけないリスク
  • もっと秀逸なデバイスが出た時の対応が簡単ではない
結果、非常によかったと思っています。

なんだか、雑多な記事になりましたが何かの参考になれば・・。



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